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ダイエット雑記:夫の食べる量が減る

ごきげんよう、柚木ロマです。

夫はかれこれ5年ほどはダイエットを続けているのですが、体重を約半分にまでした今なお継続中です(130㎏→65㎏)。

夫のやっているダイエット方法はかなり過激な方法で、他人には全然おすすめできない方法です。

やっていることは、
「単純に食べる量・カロリーを減らして運動量を増やす」
ということ。

でも、運動では「強度」、食事制限では「程度」というものがあると思うのですが最盛期にはかなりヤバい感じだった過去があります。
今も食事については基本的には栄養学のセオリーからはかなり離れているけど、それでも「マシ」なのかもしれない感じにはなっています。

夫の現在の食事の基本は、

  • 朝:低カロリーの蒸しパン、低カロリーのジャム、エビイカキノコのスープ、コーヒー

  • 昼:低カロリーの蒸しパン、低カロリーのジャム、お刺身200g弱、キュウリ100g、コーヒー、食後の菓子パン、手作りアイスクリーム(夏限定)

  • 夜:お刺身・焼き魚200g弱、キュウリの酢漬け100g前後、焼きささみ1/2本、エビイカキノコのスープ、私のお弁当のおかず少々、その他総菜があれば、コーヒー、食後の菓子パン、手作りアイスクリーム(夏限定)

  • 間食:煮豆、菓子パン、たくわん、手作りの低カロリー寒天プリン、手作りの低カロリークッキー、季節によって蒸しカボチャ(秋冬春)・スイカ(夏)・マクワウリ(夏)など

こんな感じで、基本の食事には炭水化物をカットしてカロリーを抑えタンパク質を中心に、食事の最後にパンを食べてまとめて糖質をとっています。
いわゆるカーボラストという食べ方です。
ちなみにキュウリは食事の最初に食べてベジファーストも実践しています。
食事の内容は、夕食時の私のお弁当と総菜以外はほぼ固定なので、かなりの偏食であるため、サプリメントを多く摂っています。

そんな夫の食生活でしたが、お盆休みが明けてから大きく変化がありました。

間食のうち、煮豆、菓子パン、たくわんがなくなり、手作りの低カロリークッキーと寒天プリンとスイカ・マクワウリのみになりました。

間食の食べ方としては、夫の場合は「何かやる・区切るたびに食べる」スタイルで、たとば「トイレに立った時」「本や資料を読み終わったとき」「メールを書き終わったとき」などの日常生活や仕事の「ちょっとした区切り」でパクパクとつまむスタイルです。

これは、けっこうあなどれなくてですね。
一度に食べる分量は、たくわんであれば100gより多いです。
1パックに150~200g入る容器に、1本丸ごとの姿で買ってきたたくわんを切ってスライスして詰めておくのですが、一度に全部食べてしまうときもありました。ちょっとだけ残っている場合もあるのですが。

この1度に食べる分量は、ものによって違いますが、美味しいものだと増え、そうでない場合は少なくなると考えらます。
食べる頻度は、例えばメールの返信を書くなどの時間の拘束を伴わない仕事で細かく区切りが入る作業がメインになる場合は、午前中に3~4回、午後に3~4回みたいな感じで、仮に1度に100g食べるとしたら最大で800g、間食だけで1日に1㎏近い分量を食べている計算になります。
もちろん、こんなにたくさん食べていたわけではないと思いますが…。

いえ、もしかしたら食べていたのかもしれません。
そういう風に食べられるから、3桁まで体重を増やせるのです。

実を言うと、間食は以前はもっと食べていました。
2台の電気圧力鍋をフルに使って、海藻やひじきの煮物を複数種類作り置きして職場に持って行っていたんですよ。1.2㎏は入る容器に8個分とかあった気がします。
複数種類をちょっとずつ食べるスタイルでしたが、間食用の煮物だけで1㎏/1日食べていたと思います。

これすごいですね。
栄養学を勉強している人からしたら、食事をしっかり摂って間食をなくしたほうがいいんじゃないかと思いますね。
作る方の私としても、それがどう考えてもラクなんですけどね。

なぜこんなことをしているのか(許容しているのか)というと、この間食の仕方が栄養的な理由で形成されているのではなく、習慣として形成されているということがあります。

どういうことかというと、実は夫はこの少ない食事量でも間食を全くとらなくても平気なんです。
たとえば、会議などで拘束されたり、外回りなどで間食のない環境に行って仕事をする場合には「食べなくても平気」なんです。

それは多少はお腹が空いたと感じてはいるのでしょうが、食べないでいるとイライラする・落ち込むなどのメンタルの不調が発生したり、その他の低血糖症状が出たりというようなことはほとんどないです。

間食をとることは完全に習慣として行っていることです。

もし、仮に食事量を増やしたとしましょう。
栄養バランスのとれた食事を食べていたとしたら、間食をなくすことはできるでしょうか?
答えは、私の夫に限って言えばNOです。

食事の内容や量に関係なく、何かをやっているときに作業にひと区切りがついたら半ば自動的に「ものを口に運びます」ので、食事の量を増やしたからといって間食の量を減らすことができずに、食べ過ぎにつながってしまいます。

そこで重要になるのが、間食を減らさなくてもいいように食事の量を減らすとともに、間食で食べるもののカロリーをカットするというアプローチになります。

そうして、今の夫の食事の内容とスタイルが完成しました。

お盆の前までは、このスタイルで間食として煮豆とたくわんをよく食べていました。
豆はとら豆とうずら豆各250gを交互に、週2回煮ていました。
つまり、1週間で500gの豆を食べていました。
たくわんは、1本500g程度のたくわんを週末に在庫が5本になるように買ってきて、最大では1週間に4本、少なくても2~3本は食べていました。

ところがです、お盆が開けたあたりからパタっとたくわんを食べなくなりました。
2日か3日に1度たくわんをカットしていましたが、まったく切らなくてよくなりました。というか冷蔵庫に切ったたくわんが、棚に未開封のたくわんが余ってしまっています。
仕方なく私が食事時に一人で余ったたくわんをせっせと食べています。

煮豆もパタっと食べなくなったので、ご飯のときに出すようにしてなんとか食べきり、今は本当に食べないのかと思って豆を煮る量を半分(2袋→1袋)、さらに半分(1袋→1/2袋)に減らして様子を見ているところです。
煮た豆は食事時に一緒に食べています。

スイカやマクワウリ、クッキーは食べていますが、以前はスイカ類は煮豆・たくわんの追加として食べていたのですから、純減ですね。

どうしてこんな不思議なことが急に起きたのでしょうか?

夫は認めてくれないのですが、お盆休み中に私が試みた「おやつ時間の固定」ということが功を奏したのではないかと思っています。

お盆休み中はずっと家にいて仕事もしませんから、夫は好きなだけ小説や漫画を読んでお休みをエンジョイ!していたのですが、私もインドア派なのでずっと一緒にいました。

このときに、「おやつタイム」を10時と15時に設けて、規則正しく間食をとるようにしました。

つまり、10時になると私が「おやつにしましょ」と声をかけて間食用に確保している菓子パンを切って飲み物を出すようにしました。
トイレに行く前後に冷蔵庫に寄って何かを食べようとしている夫に、あるいは本を1冊読み終わって菓子パン置き場でうろうろしている夫に、
おやつタイム前には「もうじきおやつタイムだよ」
おやつタイム後には「もうちょっとでご飯だよ」
と声をかけるようにしました。

そうすると、夫は「もうちょっとなら、我慢しようかな」と思って食べるのをキャンセルするか、控えめに量を減らして食べるかをしているようでした。

これを休み中の1週間かなり意識してやりました。
もちろん、私も家事をやっていてうっかり時間を過ごしてしまうこともありましたが、おおむねそういう形で動きました。

そうして、お盆が開けて数日たってみると、
「たくわんが余っている」「保管容器に入れた煮豆が減らない」
という事態に出くわしたのです。

気が付くと、夫はあんなに食べていたたくわんも煮豆も食べなくなりました。
たくわんにいたっては、食卓に並べても手を付けず、本当に全く食べなくなったので私が一人で食べています。

夫は、「私がおやつタイムを作ったから食習慣が変わったのかしら」というと「そんなことないと思う。」と言います。
本人的には「理由はわからないけどなんとなく減っただけ。夏になってスイカを食べるようになったからかもしれない」と思っているみたいです。

ま、何でもいいんですけど。

そんなわけで、夫のダイエットは継続しつつ、また違うフェーズを迎えたように思います。

長くなりましたが、間食が習慣として定着しており止められない人は、「おやつタイム」を設けて「規則正しく決まった時間に食べる」というのを試してほしいと思います。

基本的にダラダラ食べる間食だけで1㎏/1日食べるような人だと、「おやつタイム」にだけ間食をとるスタイルにするだけでも食べる量がググっと減るはずです。

100gを10回お替りすれば1000gですが、おやつタイムに100gを2回お替りしても300g、おやつタイムが2回なら600gですから、半分とまではいかないけど減っているのが分かると思います。
(おやつタイム3回×300gならほぼ一緒になってしまいますが、その場合はおやつタイム3回×200gと食べる用を減らせば対応可能ですね)

夫のダイエット方法はちょっと過激なので、他人にはお勧めできません(ので詳述していない)が、この「食べる時間を決める」ということは比較的簡単でそれなりに効果が見込めるのでお勧めしたいと思います。

ぜひ真似をしていただけたらと思います。

長文になりましたが、読んでくださってありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

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柚木ロマ&カニロク
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