【古代浪漫】尾張氏(熱田神宮)は古代12氏族だった説を発見
熱田神宮も草薙剣も、一般的に知られている情報しか見つけられず。
お仕事がお休みだったので、札幌で一番大きな中央図書館に行き調べてきました。
図書館の本検索用パソコンで検索しても熱田神宮も草薙剣のどちらのキーワードも本が見つからないため、「日本の歴史」「宗教」「刀」などの棚の本を片っ端から取り出しては目次をチェックし、それっぽい内容の本を何冊か見つけました。
中でも「神社が語る古代12氏族の正体(関裕二著)」はかなり面白そう。
もうその豪族と神社の名前を見ただけでワクワクします。
そしてもう一冊。
「刀剣の歴史と思想(酒井利信著)」
こちらは草薙剣についてかなり詳しく書かれていました。
とりあえず「神社が語る古代12氏族の正体」を読んでいるのですが。
熱田神宮を建てた尾張氏は、壬申の乱で丸腰で逃げてきた大海人皇子を迎え入れ、助けたのにも関わらず、記紀に記載されていないとのこと。
相手は権力者の正規軍。
その敵になる皇子を迎え入れることは、自分たちも正規軍を敵に回すこと。
覚悟がいったはずなのに。
しかも天武天皇(大海人皇子)からしたら、恩人なのに、なぜ?と。
記紀を書くよう命じたのは天武天皇ですが、実質その妻で天智天皇の娘だった持統天皇が完成させており、記紀は持統天皇の意思がかなりの割合で反映されていると私は考えているので。
私は、持統天皇は夫の天武より、父の天智の流れを汲んでいると思っているので、天武の恩人をないがしろにしたことはあり得ることだと。
この本ではじめて知ったのですが、継体天皇が天皇に即位する前に尾張一族の女性を娶っており、その間の二人の子どもがのちに即位して、それぞれ安閑天王と宣化天皇になっていた。
尾張氏から天皇が出ていたのですね。
そりゃあ、「神宮(天皇系の神社)」と名前がつきますわ(色々納得)
あれ?
でも待って。
継体天皇の出身地はコシとあり、それって蝦夷がいた地域であり、ヤマトタケルの東征って蝦夷を征伐(ていうか侵略…)することだったはず。
あ、でも地図を見たらコシ側(日本海側)ではなく、太平洋側に攻めていっているので、コシは関係ないのか。
コシって蝦夷とどんな関りだったのだろう。
ヤマト側についていたのか、蝦夷とはどんな関係だったのだろう。
気になる。
コシ…
あ!そういえば、ヤマタノオロチはコシから来たと古事記に書いてあったはず!
そのヤマタノオロチの尾から草薙剣が出てきたって。
つまりコシと関係があった剣を、コシと関係が深い尾張氏が受け取り、今も所持しているってこと?
なんか、ワクワクする(笑)
どちらにしても、尾張氏と草薙剣に関しては、ヤマトタケルが大きく関わっている気がする。
となると、次に調べるのはヤマトタケルなのかな?
(こういうのを調べてあれこれ考えるのがとても好き笑)
3月に三峯神社に行ってヤマトタケルの像を見た時、勝手に大好きなスサノオと重なって気になっていたのよね~
白鳥皇子~(ヤマトタケル)(*^_^*)