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スキルを身につける〇週間
1年前に戻れるなら、あなたは自分に何て言いますか?
1年前、こうなると分かっていたら、あなたは何をしましたか?
友達とのランチ
生徒さん達とのパーティー
ジムで会う友達との会話
あの時「当たり前」だったことが、今では「当たり前」ではなくなった。
私は、もっとあの瞬間を大切にすればよかった。
そう思うことが毎日増えていく。
街中を見れば人は歩いているものの、閉店の貼り紙が多く
まるでここは異世界
もう元に戻ることはない
そう強く思った。
以前の記事、コロナの「収束」と同時に「終息」する人 でも述べたが、いよいよ変化するか終息するか、その進退が人によって明らかになろうとしている。
先が見えなくても、手探りで前に進まなければ、この異世界に飲み込まれてしまう。
そんな恐怖を感じる。
今の自分に固執するのではなく、新しく変化しなければいけない。
では、人はどのように変化を遂げるのか?
よく、こういった相談をいただきます。
「何から手を付けたら良いのか分からない」
「私にはスキルがないんです」
私の意見はこうです。
■何から手を付けたら良いのか分からない。
➡気になる仕事を片っ端から挙げて箇条書きにする。
➡その中で、どの仕事をやっている自分が一番楽しいのか考える。
➡楽しそうな仕事から始める。(稼げる仕事ではなく、楽しめる仕事)
➡空き時間は全て勉強に回す。
雇われることが目標ではない。
働きながら知識を身につければ、その知識はいずれ自分の糧になる。
その糧が、いずれ実となり、1人でも生きていける術となる。
その頃、既にあなたは「何から手を付けて良いのか分からない」なんて言わなくなっているでしょう。
■私にはスキルがないんです
大統領も、世界的に有名な歌手も、プロボクサーも
最初はみんな平等にスキルゼロです。
余談ですが、私なんて心理学の大学院と研究生と、どっぷり大学に浸かっていたのに、今はテーブルコーディネーターですよ。
更に、8年前に股関節変形手術で左足を切って、杖なしでは二度と歩けないと言われたことが悔しくて、筋トレに目覚め、去年からはパーソナルトレーナーの養成学校に通っています。
だいぶ端的にまとめましたが(笑)
こんなもんです。
スキルは積み上げるものです。
心理学➡テーブルコーディネーター➡解剖学に移ったときは、さすがに選ぶ道を間違えたと後悔するくらい、何度も挫折しそうでしたが、期末の筆記試験に合格しました。(実技試験は来月)
その背景には、毎朝起きてすぐにイヤホンで授業を復習し、トイレや買い物、お風呂の中でもひたすら勉強してことが挙げられます。
◉1週間目は、その勉強を始めた後悔の日々です。
◉2週間目は、耳から聞こえる声が日本語には聞こえなくなります。
◉3週間目は、ストレスが溜まり過ぎないよう一休みします。
◉4週間目は、不思議と耳に声が入ってきます。(日本語に聞こえる)
ここからは早いです。
◉5週間目は、疑問や探求心が生まれます。
◉8週間目は、新しいことを知るのが楽しくなります。
◉12週間目は、その分野の本はある程度理解できるようになります。
はい、ここで3か月です。
一人前ではないものの、もうあなたのスキルは上々です。
あとはそのスキルが伸びる業界で仕事をしながら、スキルを神レベルまで上げていくだけです。
あ、でも
働く=スキルが上がる
ではないですからね。
勉強はずっと続けましょう。
”意識があるうち、使えるものは使え”
これが私の考えです。
料理をしながら耳で勉強
移動中も耳で勉強
トイレ中も耳で勉強
お風呂でも耳で勉強
与えられた時間はみな平等です。
使えるものを、いかに使い倒すか
スキルは経験ではありません。
スキルは身につけた知識の量で決まります。
私は「おもてなしをしたい」という漠然な夢しかない状態から、形のある夢にするため、がむしゃらに食に関する資格を取りました。
与えられた期間は1年間。
双子が幼稚園児のとき、1年間で取得した資格は
・野菜ソムリエ
・京野菜検定取得者(これ実はめちゃくちゃ難関(笑)
・料理検定1級
・パンシェルジュマスター1級
・整理収納アドバイザー1級
・食生活アドバイザー2級
心理学しか知らなかったスキルゼロの人間でも、できます。
特別なんかじゃありません。
4週間耐えてみてください。
どんな難解な言葉も、聞こえるようになります。
12週間耐えてみてください。
「スキルがない」なんて思わなくなります。
新しいことを始めたいと思っている方の参考になれば幸いです。
今回もお読みいただき有難うございます!
「人は見た目が9割、残りの1割は…?」にも書きましたが、人の見た目の1割は目では見えないものです。
こんな私でも左足は手術で3㎝短く、歩けないと言われてもバーを担いで筋トレができるまでに変化しました。
目標や目的が分からないのであれば、もがくのではなく、ただ闇雲に進んでみるのも1つの手です。
バラバラに身に付いたスキルも、いつかその点が線になってあなたの糧になることでしょう。
無料体験で耳勉強しましょう♪