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全noterに推したい「感情類語辞典」について聞いてほしい。


楽しみにしていた本が届いた。
あるクライアントさんがおすすめされて
いて、ついつい気になってクリック
してしまった。


いつものAmazonの袋を開けた瞬間、
期待に胸が膨らんだ。



わたしは、自分の表現力のなさを何とかしたかったんだ。

日本語の正しさの先にある「つたわる」を
大切にするならば、感情の表現はどこまでも
こだわりたい。

それがクリエイター魂や。


しかも、書き続ける限りだ。


感情をもっと「うまく」表現したい。
すてきをすてきだけではない言葉で
表現したい。
こんな記事も書いた。


そもそも感情を「うまく」表現したいという
表現自体がうまく表現できていないではないか。
なんてことだ。


結果、この本はただの辞典ではなかった。

エッセイや物語を書くnoterさんは
読んでほしい。増刷版も出版されている。

感情表現をゆたかにしたいという思いで注文したこの本。

それぞれの言葉が「外的なシグナル」、「内的な感覚」、「精神的な反応」、「強固の、あるいは長期の感情を表すサイン」、「隠れた感情を表わすサイン」という項目で書かれている。
和訳された本なので、項目が少し形式ばっているが、書かれている表現は自然な日本語だ。


例えば、懐古や愛情、悲しみという言葉でも
どれだけの表現があるか。
この辞典では、ただ読み物としても
「こんな表現があるのか!」と驚かせてくれる。

また、この「書き手のためのポイント」が収録されている全言葉に
書かれている。
これがとても嬉しいポイント。
感情表現をどのように迷ったとき以外でも、
表現の書き方が重要視される仕事、
いや、noterたるもの日々の執筆のそばに
置いておきたい。

例えば、こんなものがある。

書き手のためのヒント
自分のためのキャラクター辞典を作っておけば、登場人物それぞれの髪や目の色、服装などに、物語の最初から最後まで一貫性を持たせることができる。

115ページ

書き手のためのヒント
気づいたら何度も使ってしまっている表現に注意しよう。「緑」という色が登場しすぎていないだろうか?あるいは、音に関する描写(風で木の葉がざわめく)があちこちのシーンに重複して登場していないだろうか?表現の使いすぎを避けるために、こうしたディテールについて把握しておこう。

101ページ




「ああ、これ何て書いたらいいの!!」
「ちがう、まだまだいい表現があるはずなんだ
…」

あのもどかしさから解放されるのではないか。
救世主が現れたのかも。

noterの悩みにそっと寄り添う本と
出会えたのかもしれない。


自分のnoteに物足りなさを感じる日や、
書くことがまとまらない日は
この本をぜひ開いてみてほしい。


実は、場面設定辞典や、性格類語辞典など、
シリーズが6冊出版されている。
性格類語辞典には何とポジティブ編、
ネガティブ編とあり、
気になりすぎて、どうにもまたポチッとしてしまいそうなのである。





今日もお付き合いいただきありがとうございました。
もー学ぶの楽しい!あとは実践!

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