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芸人さんの書いた本はなぜ面白いのか。


【486日目】

またはまってしまいました。
芸人さんって本当に多彩な方が
多いんですね。

麒麟・田村裕さんの
「ホームレス中学生」から始まる、
わたしの、芸人さんエッセイ読書人生。

今読んでいるにしおかすみこさんのエッセイ。
「ポンコツ一家」。
にしおかすみこさんといえば、
あのテレビでのSM女王の姿ばかりが思い浮かびますが、それだけじゃない。


家族へのことばが軽快に、愛情深く
描かれています。
こちら続編もでているみたい。

家族紹介。
うちは、
母、80歳、認知症。
姉、47歳、ダウン症。
父、81歳、酔っ払い。
ついでに私は元SMの一発屋の女芸人。45歳。独身、行き遅れ。
全員ポンコツである。
ただ、皆が皆ずっとこうだった訳ではない。
何十年かぶりに、私は実家に戻った。
まずはその理由を、いや長めの愚痴にお付き合い頂けたら、とても嬉しい――。

「どこのどいつだ~い?」「あたしだよっ!」「にしおか~すみこだよっ」
ロングヘアをなびかせ、SMの女王様の格好で行う漫談で人気を博し、エンタの神様にも出演していた芸人・にしおかすみこさん。現在46歳で、髪もバッサリショートヘアにカットしたにしおかさんが「全員ポンコツ」と語る、自分の家族と介護の物語。

Amazon紹介文より

出だしからぐいぐい引き込まれる。
ときどき笑わせながらも、ページを
めくる手が止まらない。

こちらは、オードリー若林さんの
エッセイを読んだときのnote。
タイトルが気に入ってます。
あの後も若林さんのエッセイを読んでは
才能に驚いています。


なぜ芸人さんってエッセイがとてもお上手なんでしょうか。
わたしなりに考えてみました。

1人生経験がゆたか
テレビで披露される芸風や普段のトークににじむ、才能の豊かさ。エッセイにも生かされているなと思います。
ご自身の人生をエッセイのネタとして開示し、魅せていく。ネタを切り取る面白さもさることながら、そうじて人生経験が豊かだなと思いました。
だから人間としても魅力的です。


2頭の回転がはやい
芸人で売れている方って、やっぱり頭の回転がすごく早いですよね。
バラエティのトークしかり。
MCも気持ちよく人に話させるトークに驚きます。



また降り過ごしちゃう。

テレビで観るのとは違った一面、
エッセイでのぞいてみませんか。



今日もお付き合いいただき
ありがとうございました。
明日もあなたに会えますように。


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