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【note】わたしのスープは何か考えてみた。
【519日目】
ことばさんは天一のスープに例えられている。
あれは唯一無二だ。真似したくても、
きっとすぐ元祖にはかなわなくなる。
みんなに愛されるラーメン(記事)はありません。あるとすれば、それは無難な記事だ。わたしらは、そんなの書くためにnoteはじめたんじゃないはず。あなたしか書けないものがある、あなたにしか出せない味がある。あなたのスープ(売り)はなんですか?
わたしのスープは何か。
どんな人に何をとどけたいか。
わたしは、玉ねぎを取り出しむきはじめた。
トントンと不器用な包丁づかいで切っていく。
ふと過去のわたしを思い出した。
「疲れててもさらっと読めるエッセイ」
そうだ、それだ。
わたしのスープ。持ち味。
◆◆
発達障害と診断されたことは書くきっかけにはなったけど、それはわたしの一部でしかない。
毎日投稿する以上、わたしは書くテーマは
ひとつにしぼらないほうがいいと
思っているので、
書くのも読むのも疲れない
文字数で毎日書いていきたいと思う。
毎日通勤途中とお昼休みに書いているので、
長文投稿はできない。
そんなわたしでもできるのは、
すぐ読めてほっとできるエッセイを
提供することだ。
Kindle出版のタイトルにもあるように、
心が疲れやすいママに向けて。
もちろん、ママじゃない人にも、
発達仲間にも届いてほしい。
心が疲れやすい人でもブラウザをひらけば、
わたしのエッセイがあってさらっと読める。
さらっと読めるから負担にならなくて。
心が軽くなればいい。
さらっと読めるというのは、
デザインや、誤字脱字のなさ、テンポの良さなどただ単に文字数が少ないだけではない。
文字数と読みやすさは比例しないことは
500日noteにいてよくわかった。
だからそれに気をつけて更新している。
気をつけることは山ほどある。
◆◆◆
わたしは精神的に追い詰められたときの経験がある。
パニックから本が読めなくなった。
活字が読めない。目が追ってくれないのだ。 あれだけ好きだったものが、ただの苦痛に変わった。
読まないのではなく、読めない時間が過ぎた。
そんなときに嬉しかったのは、短編やエッセイ、コミックエッセイ。
少しずつ、心が自分を取り戻すまで寄り添ってくれた。
難しく考えなくても、
わたしにはまだ、本を読む力が残っている。
そう思えた。
いつの間にか自分がnoteを書くようになると、
そんな過去の自分のような人にむけても
読みやすいものを、と思うようになった。
だから、そんなさくっと楽に読めるエッセイが書けることが、わたしの持ち味だ。
🔸🔸🔸🔸
ここまで頭をひねっていたら、
いつの間にかお鍋のポトフの水分が
すっかり減り、かわりによく火の通ったかわいらしいじゃがいも、にんじんが。
キャベツ、ウインナー。
お鍋のなかでお行儀よく並んでこちらを
みていた。
今日もお付き合いいただきありがとうございました。
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書く部「あなたのスープ(持ち味)はなんですか?」でした。