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「名もなき詩」に学び、名もなき家事に今日も君を巻きこむ。


【516日目】

今日は大好きなすのうさんの企画に参加。
すごい躍進力です!!
テーマは「私も家事を好きになる」



🔸🔸🔸

主婦歴12年以上。
いや、どこからを主婦と定義するのかわからないけど。
結婚したら?あれ、でも1人暮らししてても家事するよね?いまだによくわからない。


掃除洗濯毎日の炊飯はベースだが、
何気なく負担になっていて(実は夫婦ももめることが多い)
のが、そう、名もなき家事である。

ダイワハウスさんがこんなランキングを出していました。

名もなき家事ランキング

1位 裏返しに脱いだ衣類・丸まったままの靴下をひっくり返す作業

2位 玄関で脱ぎっぱなしの靴の片づけ・下駄箱へ入れる/靴を揃える

3位 トイレットペーパーの補充・交換

4位 服の脱ぎっぱなしを片づける・クローゼットにかける/
脱ぎ捨てた服を回収して洗濯カゴへ入れる

5位 食事の献立を考えること

https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/lifestyle/kajishare/ranking.html


ごもっとも。世の主婦たちは首がもげるまで同意してくれるだろう。

そう、
これはまさしく「その他雑用」に分類され、
「めんどくさい」から嫌だと家族から敬遠され、
簡単な作業と軽んじられる。

名もなき、いえ、名前を与えてほしい家事たち。見くびらないでよ。

主に担っているだろう母も、ええ、めんどくさいよ。
でも日常が回らないからやっているだけですよ。


どうして、脱いだパジャマ、靴下、学校の文具…と拾いながら家を歩かないといけないんだろう。
どうして、夜ごはん何がいい?って聞いたら何でもいいよって帰ってくるんだろう。
じゃあ作ってよ。
そして一番困るのが、

何でもいいよ

ちっとも優しくない、優しいつもりの台詞。

なんだよ。もはやAIのほうがまともに提案してくれるんじゃないか。

後多分、飲み終わった後の麦茶の補充も含まれる気がする。
(頼むから少しだけ残して冷蔵庫に戻さないで)


きいっとなっている時に、そうMr.childrenの名曲が流れてきました。
アラサー、アラフォーの青春の中心にいたと言っても過言ではない彼ら。あの時のドラマまで脳内再生される。

愛はきっと奪うでも与えるでもなくて
気が付けばそこにある物
街の風に吹かれて唄いながら
妙なプライドは捨ててしまえばいい
そこからはじまるさ

名もなき詩より

そう、家事は愛。しかし、必ずしもお母さんがやらなければいけないものではない。
わたしはそもそもそんなに頼りになる母ではなく、どちらかというと子どもたちのほうがしっかりしている。

(常に、メガネと自転車の鍵を
ねえ、あれどこ行った?と探してる
すっとこどっこいだ)


そう、「妙なプライドは捨ててしまえばいい」

家事はお母さんだけがしません宣言。


我が家は女子しかいないため、彼女たちは
フルパワーで強力してもらうのだ。

名もなき家事もみんなのもの。
トイレットペーパーの補充も、献立も
できるだけこどもたちを巻き込むように。

備品の管理、補充も名もなき家事だが、
足りなくなったらホワイトボードに
子どもたちが書いてくれる。

キュウリは最初キョウリと書いてあって脱力した。


それというのも、
彼女たちはもう10歳以上だが
保育園児のころから豆の筋取りや、
コロコロ、掃除機など
「家事は家族全員がやるのが当たり前」
を刷り込んできたから。

お手伝い育という言葉もあるくらいだが、
習い事よりお手伝いは自活力がつくというもの。いつまでも一緒にいてはあげられない。

いまやいっちょまえに卵焼き、味噌汁、ごはん炊きも計量からやってくれるようになった。


しかし、はじめはそれこそ、
白米をぶちまけ、掃除機は一部屋になぜか20分以上かけ、洗濯を頼めばティッシュ紙くずどんぐりを一緒にまわし、
わたしは白目をむいた。
根気強くわたしも一緒にやった。

何事も時間がかかる。しかし、任せないと戦力として成長しない。


お母さんが当たり前にやっていることは
自分たちのしごとでもあることを
インプット。
名もなき家事もみんなのしごとなのだ。

何度も何度も伝えた。



結果お母さんは楽に、子どもたちは生活力が
あがる。しめしめとほくそえんでいる。
10年かけたわたしの作戦も、徐々に実を
結んできたのだ。


ほら、家事もすこーしだけ気持ちが楽になる。
名もなき家事も、愛を込めてチーム戦なのだ。

お母さんは、一家を照らすキャプテンなのだから。



本日もお付き合いいただきありがとうございました。
なにぶん本音がダダ漏れでした。
しかし、脱いだものを散らかすのは子どもたち、いくら言っても直らない。

ワーママのつぶやきや、心が軽くなる言葉を10年以上働きママンをしている経験から発信しています。実感こもってます。

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