【日記】今日と昨日のできごと
どうも、小沢佑太です。
今日は日曜日。
ここ2日に起きた世間のいろいろについては、
朝のスタエフでしゃべりました。
というわけで、今日のnoteは
ここ2日間の観劇日記にします。
【観劇日記】
1月15日、土曜日。
お昼過ぎまでいろいろお仕事をやっていまして、
夕方に大阪の芸術創造館へ行ってきました。
何度かワークショップや演劇の稽古で行ったことがあるものの、実はここで舞台を観るのは初めてでした。
ワクワク、ドキドキ、、、
大大阪舞台博覧会のCブロックを観てきました!
4劇団がそれぞれ15〜20分ぐらいのお芝居を上演していました。
大大阪舞台博覧会Cブロック
どれも個性的でたっぷり楽しめる観応えのあるものばかりでした。
●小骨座
ずっと気になってて一度観てみたかった劇団さん。
舞台セットのプラレールで心を奪われました。
いつか絶対自分の舞台でも使ってやろうと思います。
独特な空気感で気づいたら前のめりになって観てしまってました。ああいう、お客さんの身体ごと引き込む舞台を僕も創りたいです。
とにかく世界観が好きでした。
淀みのない透き通った、それでいて何色かを帯びたあの世界を貫くためには、癖のない優しい演技が必要です。
あの短い時間で見えない努力をたくさんなされてきたのだなあと感じました。
ナマであの世界に触れることができてよかったです。
長編作品をまたどこかで観に行けたらと思います。
●Noisy Bloom
三味線ずるい!!カッコ良すぎる!!!
ほらね、どこにでもある、よくあるおとぎ話でしょ?
みたいな顔して全然ハッピーエンドに見えない!!
個人の感想ですが、
あれは「依存」の果てのような気がしました。
こういう幸せもあるのよ、どう?綺麗でしょ?
と誘い、思わず納得してしまいそうになります。
それでいいのかもしれませんが、僕は抗いたい。
作品と対話したくなるようなおもしろさがありました。
あと、三味線を含めて音響がステキでした。
鍾乳洞の中の反響をちゃんとマイクで作ってるのよかったです。ああいう小さな演出が好きです。
モヤモヤが残る素晴らしい舞台でした。
(めっちゃ褒めてます)
●シイナナ
以前、テルミナという企画でお世話になったサティさんの戯曲。
…と知って今回潜り込んだようなものです。
何が始まるんやとツッコミどころ満載の風船セット。
風船と紙粘土でいろんなものを表現していくあの感じ、めちゃくちゃ好きでした。
あと、ナレーションで物語が進行していくのが、少し前に見たドラマに似たところがあって、舞台でも可能なのか〜という新たな発見がありました。おもしろい!
個人的には、最後にお互いが不味いと感じているコーヒーをカップを入れ替えて飲むことで共に歩いていくことを表現する演出がドンピシャでした。よい。
結末もズンっと突き放されたようでよかったです。
次回の『真夜中のふたりごと』も観に行きます。
●劇団ショウダウン
前3作とはまた違う路線でおもしろかったです。
めっちゃ笑いました。
ヘラヘラ楽しく笑いながら観させてもらいましたが、
あれ絶対役者さん大変ですよね…。
今思い返せばものすごいテンポ感だったような気がします。もちろんそれを言い訳にしない声の張りと勢い。
初めて観ましたが虜になりそうです。
他の作品も観てみたいと思いました。
とにかくテンポがめちゃくちゃよかった。
一番最後で集中が切れる時間帯だったはずなのに、
4作の中で一番短く、あっという間に感じました。
そんなこんなで、楽しい観劇になりました。
来年もやるのかな。
4月に劇団を立ち上げるので、
来年もあれば応募してみようかな。
ステキなお芝居をありがとうございました😊
1月16日、日曜日。
午前中は家の掃除機をかけて、
本日は神戸のイカロスの森へ。
2月末に一緒に舞台を創るベルさんのお芝居を観に行ってきました。
心中企画艫たおれ『水泡に咲く』
女性3人で創っているとは思えない、熱くて眩しいお芝居でした。泥臭く、それでいて美しい。両面を兼ね備えた良さがありました。個人的には短編だと思っていた2作が、ガッツリ連動していたのがよかったです。僕の好みのプロデュースでした。一人芝居でキャラクターの胸の内を吐露して、そのキャラクターが別の短編で胸の内を抱えたまま世界に存在する、めっちゃ好きです。
真似したい😅
前半の一人芝居は2種類あって、一つの公演では二つとも観ることはできないようになっていました。
カーテンコールで解説してくださった通り、
一人芝居のどちらの作品を観るかで、後半の短編作品の見え方がガラリと変わるんだろうなと容易に想像がつきました。2回観る価値があったなと、その後の予定を思いながら劇場をあとにしました。
すごくステキなプロデュースですね。
最初からこの構成がわかっていたら、2公演続けて予約を入れていたかもしれません。それぐらい上手なつくりだなと思いました。
2月末の劇的☆爽怪人間で、僕は演出助手をしています。今回の『水泡に咲く』に出演していたベルさんは2月末に役者として出演します。今回観に行ったのはそのご縁がひとつでした。大切にしたいご縁だと思いました。力強い演技を十二分に堪能できました。
ありがとうございました😊
もちろん、あとの出演者の方々もめちゃくちゃステキでした。それぞれが主役になり得るステキな戯曲で、たぶんそれぞれが物語の主人公だと思っている。
でもそれぞれは物語の主人公になり切れない何かがあって、それを飲み込んで生きたり、生きなかったりしていたんだろうなと。
最後の名刺のやりとり、あれはきっと前に進むための手続きだったんだと思いますが、最後に名刺を見つめる眼は少し寂しそうだったなあと感じました。
劇場が寒かったので、70分はちょうどいい時間でした。
楽しく観ることができました。
ありがとうございました!
そんなこんなで観劇日記でした。
夜は演劇の同志(と呼んで差し支えないとわかった)方とおしゃべりしました。めちゃくちゃ心強い同志であると確信しました。これからも仲良くできたらいいなと思います。
ボイスドラマの編集もコツコツ進んでいます。
来週中に完成を目指します💪
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたにとって、私にとって、 今日という一日が、かけがえのない明るく輝く一日でありますように。
2022.1.16 共鳴|演劇三昧の休日!
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