「洗練されたデザイン」を作るために添削を受けました
最近、自分が作った商品画像の客観的な意見をもらうため、Web系・印刷系それぞれで私よりデザイン歴が長い2名の方に添削してもらいました。
添削をしてもらった経緯
私は過去に「ECサイトの販促」や「デモンストレーション販売(メーカーの新製品や人気商品を、小売店で声掛けして商品説明する)」などの仕事をしていました。
数十万人にメルマガを出し続け、その度に数値で検証…のような泥くさい仕事をしてきた経験がベースにあるので、マーケティング理論に基づいた「売れる商品画像」を作るのは得意ですが、納品する画像が型にはまった感じになりがちなのが気になっていました。
実際問い合わせをいただく中でも「洗練させた画像にリニューアルしたい」という需要があるし、インテリアなどイメージ重視の商材の案件もあったからです。
そこで、アート的な要素やトレンドを意識した見せ方を強化するために、デザインをチェックしてもらうことにしました。
ベテランデザイナーから指摘されたこと
2人に共通で指摘されたことは、フォントの選び方でした。
具体的にはこの3点です。
可読性を気にしなくて良い文字はデザイン性のあるフォントを使う。
ひとつの文章でも、強調する所とそれ以外のフォントを使い分ける。
同じフォントでも、太さ・サイズ・色などのバリエーションを持たせてのっぺりし過ぎないようにする。説明文は細めのフォントにしたり、文字間・行間を多めにするとすっきり読みやすくなる。
特に、読ませるための文字ではない所にターゲットに合ったデザイン性のあるフォントを選ぶと、洗練した雰囲気になるとのこと。
また吹き出しなどのあしらいも、ベタなものよりイメージ素材を使うことでデザイン性が高まる、などを教えてもらいました。
具体的なデザインフォントも色々教わりましたが、持っていなかったフォントや名前すら知らなかったフォントもあり、早速インストールしました。
意見をどこまで取り入れるかは、慎重に
今回の貴重なアドバイスを参考に、需要に合わせて柔軟にデザイン制作していけたら良いなと思います。
とはいえ、私自身は
「洗練されている=商品が売れる」は必ずしも当てはまらない
と思っていて、逆に多少素人感があっても賑わい感がある方が反応が良かったりもすることもあるし、1枚1枚のデザインに凝り過ぎると制作スピードが遅くなるので、今回の意見をどこまで取り入れるか慎重に考えていきたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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