【私的読書生活】読書三昧に過ごすと決めた最高に贅沢な一日の過ごし方
ひさしぶりに何の予定もなく、のんびり過ごせる日。
ひたすら読書三昧に過ごすと決めた。
ツレアイにも私は本を持つぬいぐるみか何かと思ってくれと告げた。
どんなふうに過ごすか。
その1日を赤裸々にただ綴ってみるだけの記事。
よろしければお付き合いください。
6:05
目が覚める。
仕事の日よりもなんなら早い。
ツレアイを起こさないよう、そろそろと起き上がる。
トイレに行き、顔を洗う。
少し寒いので、パジャマの上に、着る毛布を羽織る。
まだ暖房をつけるほどではない。
白湯を沸かす。
ちびちびと飲みながら、眼鏡をかける。
読みたい本をかき集めてそばに積む。
全部積むと身動きが取れなくなるので、とりあえずはこのくらい。
読書枕をセットして、こたつに入るように布団に潜り込む。
まだカーテンを開けていても暗いので枕元のスタンドをつける。
手元用のブックライトは念のため充電しておく。
今日はどのくらい読んだかを知りたいので、スマホのストップウォッチを起動する。
まずは昨日寝落ちしてしまった時に読んでいた本から。
「転変」の途中で寝た。
よしながふみ『大奥』が常にちらつく。
あれもまた読みたいなぁ。
でも今手を出してしまったら、また読みたい本の山が高くなってしまうしなぁ。
せめてこの『大奥婦女記』を読み終えてからにしよう。
そんなことを思いながら読み進める。
15分程度読んだところで、いったん休憩。
休日なのでパンを仕込む。
うちはゆるグルテンフリー(私は平気だがツレアイがグルテン不耐症疑い)。
なので米粉パン。
『まいにち米粉』という本のレシピを少しアレンジ。
この本の成形パンの作り方を知って以来、本当に色々と作れるようになった。
ありがたい。
発酵させ始めた頃合いでツレアイが起きてきた。
床にごろ寝して、昨日のつまみのポップコーンをかじりながら読書に戻る。
そういえばゴミの日だった。
捨てて戻ると、大体起きてから1時間半が経過。
ゴソゴソしてたので、実際の読書時間は30分弱。
パンの発酵とオーブン余熱が終わった。
焼成に入りながら、読みたい本をさらに積んで、読書再開。
合間でパンが焼けた。
オーブンが熱いついでにブランチ用のスコーンを焼く。
8:45
2時間半のうち、実質の読書時間は1時間程度。
集中力プリーズ……
9:30
コーヒーとおからスコーンでブレイク。
お腹が空く本読むなら今だ!
というわけで先日手に入れた平松洋子さんのエッセイを。
思わずふふっと笑いながら読める食エッセイ。
スルメ齧りたくなった。
スコーンを食べ終わったところで、相反する内容であることは承知の上、もう一冊最近ようやく手元に戻ってきたこちらの食エッセイも少し読む。
たぶん文庫で出た最初の頃には読んでるはず。
当時もあまりの衝撃に打ち震えた。
何度も何度も読んでる本。
なのにどうしても実家で発掘できず、先日購入。
これでなければ新刊で買おうと思った3軒目のブックオフで見つけた。
角川文庫ならびに辺見庸さんすみません。
ひさしぶりの再読。
やはり震えずにはいられない。
ただこうして食べられることに感謝するしか出来ない。
ただずっと読むとさすがに気持ちが萎えすぎる。
切り替えに読みかけのこちらを。
これはとても贅沢な本!
序章からして、出口治明さん。
他の各章も本当に一流の研究者たち。
おまけに一編ずつが短くて読みやすくて何より楽しい!
またいずれきちんと紹介またはお勧めしたい。
10:30
一歩も外に出ないつもりだったけど、ちょいと野暮用ができた。
ついでにスルメを買いに行く、笑。
戻ってきて、これもついでに、昨日の片付けとか夜の家飲みのための仕込みとか済ませる。
ごそごそしているうちに、どんどん過ぎる時間にやや焦る。
11:50
さて、読書のお供が揃ったところで本日の本命読書行きます!
奥田英朗最新作 『リバー』!
結構小説は文庫化してからや、図書館で借りて読むことが多いのだけれど、奥田英朗はほぼ全作読んでると言ってもいい作家なので新刊購入!
もちろん初版!
と言っても、何だかんだで読み始めるのに1ヶ月かかってしまったけれど。
今日の休みはこれを読むため!と言っても過言じゃないぞ!
と、読み始めようとした時に、タイマーを止め忘れていたことに気づく…orz
慣れないことするから……。
とりあえず止める。
まぁ、今日はこうして記録を残してるから大体の時間がわかるはず。
また大体の時間経過が一致したら、また再開してみよう。
気を取り直して読み始める。
13:00
序章、第1章と読み進め中。
第2章に入る前に飲み物をほうじ茶に変更。
新品の単行本はブックカバーを外して読む派。
厚手の表紙とカバーがずれるのが苦手なので。
図書館本はラミネートしてくれてるので、そのストレスがないのも愛用の理由かもしれない。
13:30
さすがにお腹が空いたので昼ごはん。
そして昼酒!笑
自分で作っておいてなんだけど美味しかった!笑
ちょっと録画してた番組を見て、おやつを仕込む。
ツレアイとも少しおしゃべり。
読書は一旦中断ですね。
15:30
『リバー』第3章から読書再開!
おやつは今オーブンの中で焼き中。
読書再開の準備運動にまた平松洋子『買えない味3 おいしさのタネ』を数ページ。
16:30
平松さんの本から数編読んで、『リバー』に戻って1時間。
焼き上がったおやつをオーブンから出して粗熱を取って、ほうじ茶をこぼして(笑)などなど、バタバタしながらも、3〜4章を一気読み。
ここで自分焦らしで少し休憩。
読書メーターで主催している《月曜から読書会》をチェックしに行く。
みなさん色んな本読んでるな。
たいしたことはせず、ただ開催していると言っているだけですが。
よろしければお越しください。
(名前はユウユウという名前でやってます)
そしてちょっと遅めのおやつ(ツレアイ用)。
17:00
おやつを食べながら再び平松洋子さんを読む。
食べ終わったら、コーヒー飲みながら『リバー』に戻る。
一日読むぞ!と決めて読んでると、大体このくらいの夕方には2冊くらいに絞られてくるが、そうなるまでに時間がかかる。
18:40
『リバー』をひたすら読む。
ツレアイはピアノを弾いている。
途中でどうしても眠気がさし、10分だけ仮眠。
起きて再度読書に戻る。
今日は言ってもちょこちょこ家事もあるしで、起きたけど、本当に自堕落に過ごそうと決め込んで、布団から一切出ずに、本を読んでうたた寝して、また読んでというのも好き。
最近してないけど、笑。
前にもちらっと紹介したタイマーを使っての読書。
Kindleとかで正確に測られているものとは違うけれど、大体の目安として。
後半はどんどん読んでしまって、ちょっと曖昧な部分もあるくらいだけど。
良質なサスペンス映画を観たような高揚と緊迫感がたまらなかった。
やっぱり好きだな、奥田英朗。
一冊読み切った達成感もまた何物にも変え難い充足を与えてくれる。
自宅から一歩も出ずして違う世界に行けるなんてそうそうないぞ。
2,000円ちょっとで旅行気分まで味わえるなんてコスパ最高すぎる。
(『リバー』の世界は傍観者でいたいけどね、笑)
20:00
スロースターターのため、いつも日が暮れてからくらいの方が読書が捗る。
そのため少し夕飯も遅め。
準備して、食べ始めては8時過ぎ。
またメニューとか、簡単レシピとかもつぶやいてみようかと思います。
若い頃はこのままだらだらいつまでも食べて呑んでなんて出来たけれど、最近は1時間くらいで、ワインも2杯くらいで満足。
だいぶ大人になったなぁ…
21:30
食べ終わって、片付けも済んで、またのんびりタイム。
このnoteを書いたら、本日最後の読書タイムに入りたいと思います。
この後、日付変わるくらいまで読書したとして、トータル読書時間は1日8時間くらいかなと。
これが多いか少ないかわからない。
気持ちとしてはもっともっと本に没入したいけれど、ついつい寄り道が多いなと。
本当はスマホ隠したり、本だけ持ってホテルに篭るとかするといいのかも。
それでもかなり読書三昧の一日でした。
あー、楽しい。
いやまだまだ読みますよ!
と、長々と一日を書き連ねてみました。
こうして読むと一日食っちゃ寝ならぬ食っちゃ読みしまくってる。
体重計乗るの怖いな、笑。
ここまで読んで下さったあなたも、もし時間や環境が許せば、ぜひ一日読書三昧、やってみてください📚✨
最後までご覧くださり、ありがとうございました。