バズらない私たちを分析してみた【SNSのストレスとの付き合い方】
こんにちは、バズらない大学生、あゆみです。
こんなタイトルで文章を書いていますが、私自身も、note書く時は毎回「これは最高の出来だ。さぞかし評価してもらえるに違いない」といったんは思います。でも、同じような記事を書いてるもっと有名で広報のうまい方がこの世にはいっぱいいるみたいです。
自分の話はこれくらいにして。
みなさん、バズったこと、あります?
バズりたいと思いますか?
うんうん。なるほど。
この記事では、SNSでなんとなくイライラしちゃう人およびバズれない普通のSNSユーザーに向けて、
「バズり」をもっと解像度を上げて見ることと、
SNSでに承認欲求との付き合いの仕方について考え、
最後に、ストレスの少ないSNSの運用ポイントを提案させていただきます。
記事を読んでくださった方のSNSがすこしでも楽しいものになればなと思います!
--この記事は約5分で読めます--
まず。バズれないという現実について分析し、分かったのがこちらの2点。
「バズって、結局何になるの?」
「バズれないのは優しいから」
は?と思った方、ちょっとブラウザバックするの待ってもらっていいですか、
解説します。
①バズって、結局何になるの?
バズりたい、という感情の解像度を上げてみます。
つまり、バズることで具体的にどうなりたいのか、考えてみます。
有名になりたい?
多くの人に影響を与えたい?
作品を多くの人に見てほしい?
もっと評価されたい?
THE「承認欲求」ですね!!
これをもう少し詳しくみていきましょう。
バズりたいと思っていない人も、この承認欲求をさらけ出しているひとの投稿を見ることで、また、無意識に自分と比較して、嫌悪感やストレスを案じている可能性があります。
では、たった1回バズったことで上記のような承認欲求は達成できるのでしょうか。
ツイッターは流しそうめんのようなもので、次から次へと情報が流れてきて、キャッチできないものがあっても、また次の情報が流れてきます。
さらに、流れてくるものは宝石やお金ではなく「そうめん」なんです。食べたら意識はもう次に流れてくるそうめんに移っています。
つまり、
一時は多くの人の目に触れるかもしれませんが、
ただ単に多くの人の目に触れるだけでは、有名になれるか、影響を与えられるのかは微妙なところです。
ここで、有名人のアカウントやインフルエンサーについて考えてみましょう。
これも、流しそうめんで考えると分かりやすくて、あなたの推しが流したそうめん、とりたくないですか??必死で水の流れを見つめ、キャッチしようとするでしょう。
あなたのそうめんを、多くの人に取ってもらう(バズる)には、
そうめん以外のものを流したり、色つきそうめんを作るなどして目立たせる
か
多くの人の「推し」になる
ことが有効なのが分かりますね。
そして、それ(あなただけの色のそうめんやその作り方であったり、あなたのそうめんをキャッチしたいと思ってくれる人)こそが、あなたがSNSを通して得られる”自分に役立つもの”ではないでしょうか。
つまり、SNSでバズることそのものよりも、中身やあなた自身の人間らしさ、オリジナルのコンテンツをつくることがもっと大切で、役に立つ。ひいては、バズることにもつながってくるのです。
②バズれないのは優しいから
もう、どうしようもないんですけど、
ツイッターのアルゴリズム的にほんとうの優しさを多くの人に届けるのは、たぶん無理なんですよね。
有名人でない人のツイートがバズっている例を見ればわかると思うのですが、ちょっと議論を呼ぶようなツイートや、いろんな人が意見したくなる、所謂「炎上」しやすいツイートや主語の大きいツイート、それから猫の写真と漫画がバズるんです。あとは、よく「パクツイ」されているような定型文的なキャッチーなもの。
しかも、内容が素晴らしいことがバズりに直結しているわけでもありません。投稿した曜日や時間、どれだけのそのツイートがユーザーの目に触れるのか、検索からの流入数など、要因は様々です。
同じツイートをバズるまで何回も繰り返すアカウントがあるくらいですから、「バズる=多くの人にいいねと思ってもらう=自分やコンテンツに価値がある」という認識がそもそも間違っているのです。
さて、ここまで、「バズり」に対する認識と実際についてお話してきましたが、いかがでしょうか。
多くの人にいいねをもらうことよりも、すきになってくれた人ありがとうの気持ちで、SNSはあくまでも人と人の関わりであることを忘れずに使えると、これらのことはすっきり腑に落ちるかもしれませんね。
おわりに
最後に、私が実践している、心穏やかにSNSを運用するポイントを共有しますので、良かったら参考にしてみてください。
※SNSの利用がそもそもストレスの原因になるということは研究により明らかになっていて、SNSをやめることが一番心穏やかになれるのですが、それは極論なのでいったん置いておきます。
私が実践していることで唯一、かつ「これさえできれば心穏やかになれる」というポイントは、そもそも嫌なものは見ない、心穏やかな投稿だけをタイムラインに流すことです。
そのためにはブロックとミュートを使いこなし、不毛な口喧嘩や、ネガティブなツイートなど、見たくない情報はブロックしていきましょう。知り合いはブロックしづらいならミュートでも十分です。
あなたのタイムラインはあなたしか見ないので、だれをミュートしようがだれを見ようが自分の勝手です。
友だちのストーリーを見て落ち込むなら見ないでおきましょう。
先述の通り、本当に優しいひとやアカウントはバズらないので回ってこないし、見つけるのは難しいかもしれませんが、ゆっくり探しつつ、嫌いなものは見ない、これを続けることで徐々に快適なSNSを作ることができます。
ちなみに、広告も、「興味がない」を押せば、他の広告が表示されるのでどんどん「興味がない」にしていくことをお勧めします。全然面白くない(逆に言えば神経を割かなくていい)広告だけが最終的に残ります。
特にここ最近はコロナでずっと家にいて、現実でもストレスの溜まっている人が多いと思います。
それによって、SNSでストレス発散している人や、批判など、見ていて気持ちのよくない投稿も多いですし、あなた自身も、ストレスが溜まっていると、いつもより些細なことでむかついたり、もやっとした気持ちになるかもしれません。
元気な時は友達の近況にコメントをつけたり、それによって楽しくSNSを使えるといいですが、弱っている時は弱っていると自覚し、嫌なことから逃げることも必要です。
常に絶好調な人はなかなかいないので、普段から自分なりに自分を大事にする方法を探しておいたり、SNSのうまい使い方を研究するといいかもしれません。
もはや生活の一部となっているSNS、うまく使いこなして、自分の人生をより豊かなものにするために使えるといいですね。
ではまた。
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