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#359 開始できないプロジェクト、超曖昧な開発要件、コロナ禍。東南アジアの予期せぬ変化の連続が鍛えてくれた「適応力」

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

私のストレングスファインダーの強み5選は、1番から順に「ポジティブ」→「アレンジ」→「最上志向」→「適応性」→「共感性」となっているのですが、自己認識としては「適応性」が最も高いのでは?と感じています。

というのも、東南アジア独特の勢い、異文化、パワープレーの交渉など、日本にいると感じることのない変化の連続の中に10年近く身を置いていると、朝令暮改など当たり前で、目に見える変化に都度対応、一喜一憂なんてしていたら到底心は持たず、自分としての軸は持ちつつ、常に流れの大局観を見ながら、流されるように適応していくことが求められるからです。

とにかく常に国跨ぎの移動をしていたので、行ったことのない国に一人で飛行機、タクシー、バスなどを駆使して移動するのに何の抵抗感もありませんし、英語が通じる国でもそうでない国でも「スマホとカードさえあれば、あとはボディーランゲージと顔芸で何とかなるや」くらいの感覚です。

ただ、私は元々そんな人間であったわけではなく、「どちらかと言えば安定より変化の方が好きかも?」くらいの人間でした。一人でバックパッカーで世界を何周もするほどのバイタリティもないですし、在学中に起業したりもしてません。

そんな私が、ある程度のことであれば、まぁ何とかなるやろ、と構えられるようになったのは、仕事を通じて潜ってきた東南アジアの仕事における数々の修羅場のおかげなんですね。

だから、性格的に変化を好まない方や、変化よりも安定を求める方にとっては、ストレスでしかないと思いつつ、程度の差はあれ「適応力に関しては、環境依存な部分もある」と考えています。

今日は、私が日本の次に人生で多くの時間を過ごしたミャンマーの仕事で、実際に起きた幾つかの実体験から、どのように自身の「適応力」を養ってきたのか、ご紹介したいと思います。かなり具体の話に踏み込むため、有料記事でお届けします。

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