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【J】ボクの音楽ライブラリからA〜Zまで順番にお気に入りアルバムを1日1枚ずつ紹介してみる!(洋楽アーティスト編)
【J】
James Blake【James Blake】
ジェイムスブレイクはイギリス/ロンドン出身のシンガーソングライター。そして今回紹介するのは、その彼が2011年に発表したデビューアルバムだ。
最初に知ったのは当時契約していたMTVか何かで流れたMVだったろうか。よくテレビをだだ流しにしていると、ふと何かをきっかけにそのテレビへと意識が振り返ってしまう時がある。そのきっかけは、大体テレビから流れるその音である。例えば、ずーっと賑やかな音楽が流れている中で、ふと、静まり返ったような沈黙が流れたりすると、その「無」な空間に意識を不意に持っていかれ、思わずテレビに振り返ってしまうような、そんな感覚だ。テレビから流れる音楽にはポップなものが多い。そんな流れで、この限りなく音数の少ない「The Wilhelm Scream」が流れた時、今まで別のことをしていた自分が無意識にこの音楽に夢中になっていたことを思い出す。すぐにパソコンで検索し、彼がまだ当時23才という事実を知ってまた驚いた。TSUTAYAで彼のCDを借りた。デビュー間もない為、アルバムはまだこの1枚しかなかった。
2012年のフジロックのホワイトステージで彼の生LIVEを観た。まだ23才とは思えないほどの堂々とした一人ステージだった。その年のフジロックは、ストーンローゼス、レディオヘッド、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ、ビーディ・アイ等、個人的には鼻血が止まらないメンツだった。他にも、ジャックホワイトやジャスティスなんかも出ていた。今調べると、まだデビュー間もないエドシーランも出ていたようで、当時は完全にスルーしてしまっていた。なんとも勿体ない。
余談ではあるが、フジロックに行くと当たり前だが耳に入ってくるのは英語(洋楽)が多い。もちろん、教養のないボクには彼らが歌っている歌詞の内容なんてものは1割もわかっていない。それでも充分に楽しいのが音楽であり、フジロックなのだ。そんな時、ホワイトステージのTHA BLUE HERBを観に行った。THA BLUE HERBはボクが日本で一番大好きなヒップホップアーティストであるが、生でLIVEを観るのは初めてだった。(1番好きと言っておきながら、案外そんなものだったりする)彼らの放つ日本語ラップに心の底から泣いてしまった。自分でも驚くくらいに涙が溢れた。それまで、あくまでも音楽を感覚で楽しんでいた鼓膜が、今度はそのリリックの内容に鼓膜が震えたのだ。当時の音源ではないが、下記にほぼ同内容の動画を貼っておく(違法アップロードものですみません)。
余談のつもりで話し始めたのでTHA BLUE HERBについてはこれくらいにしておく。2012年のフジロックの話になると、ついつい触れずにはいられなかったのだ。THA BLUE HERBを知らない人にだけ言っておくと、けしてTHE BLUE HEARTSのパロディバンドではない。それだけは言っておく。
そう今回はジェイムスブレイクの話だ。最近では、AppleのCM出演で日本でも認知度が上がっているのではなかろうか。
ジェイムスブレイクを知ってから約10年。今では10年代の天才アーティストの一人として世界では評されている。聴いて、まず損はないアーティストなので、まだちゃんと聴いたことない方は是非。
個人的にはデビューの衝撃が強かったのでこのデビューアルバムを紹介したが、世界的には2枚目の「Overgrown 」が評価高いのかな。
まあ、どちらも合わせて聴いてみてくださいな。イヤホン/ヘッドホンで聴くと尚良きです。では。
次回は【K】の棚にあるアーティストを一人紹介します。
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