4分は、4分ではないのだ。
わが家の洗濯機はドラム式である。
1日2回、多いときは1日3回稼働している。
乾燥機は1日1回。
ふかふかタオルにやみつきになり
あのガサガサには戻れなくなってしまった。
梅雨、真冬の時期はとくに助かっている。
毎日大活躍で、なくてはならない洗濯機なのだが
たびたびわたしを困らせる。
脱水が途中で止まってしまうのだ。
基本設定の脱水時間は4分。
洗う→すすぎ→脱水
と自動で進んでくれるのだが、
脱水モードに差しかかり4分経過しても終了の音楽が鳴らない。
気になって見に行くと、残り時間「4分」の表示。
いやいやいや。
何も進んでいないですけど。
この時間はいったい何だったのだ。
仕方ないので一度ストップして電源を切る。
「脱水のみ4分」の設定に切り替えて、再度洗濯機を回す。
4分経過。
またしても音楽が鳴らない。
見に行くと残り時間「4分」の表示。
くっっっっそぉ。。
(おっと口が悪いですね。心の中で思っているだけですよ。)
ひどい時はこれを4、5回繰り返すので
私のイライラはMAXである。
原因は分かっている。
中の洗濯物の偏りだ。
水を多く含む素材のものは特に重たくなるので
偏りが起こり、うまく回転できなくなるらしい。
でもぉーー
そんなんさぁーー
予測済みなんでしょーーー??
と思わなくはないが。
(クレームではありませんよ。)
ドラム式の形状を考えると仕方ないような気もしなくもない。
わが家は夜に洗濯、室内干しからの
次の日の朝、外に干すパターンが多いため
夕方から夜は洗濯機が一番活動する時間。
夕飯とお風呂の時間のすき間に
洗濯をうまく組み合わせている。
洗濯機は脱衣所にあるため
わたしのベストは、夕飯前に第1弾の洗濯(乾燥なしバージョン)をスタートし
お風呂中には完了。
お風呂後に第2弾の洗濯(乾燥ありバージョン)をスタートし、そのまま朝まで放置。
第1弾の洗濯物は室内干しにする。
翌朝にはふかふかのタオルが待っている。
途中で止まると
このスケジュールの全てが狂ってしまい
困ってしまうので
先程のように口が悪くなってしまうのである。
きっと洗濯機の4分の表示は、4分ではないのだ。
あれは時間ではないのかもしれない。
「よんふん」という別の何かかもしれない。
ラッキーな日は4分で完了し
アンラッキーな日は1度や2度回したくらいじゃ完了しない
運試しのようなものなのだ。
洗濯機サイドもきっと思っているはず。
めっちゃ調子いいときもあるけど
めっちゃ調子悪い日もあんねん。
人間と一緒やん。
落ち着け落ち着け。
たしかに、わたしも動きの悪い日がある。
公園で日差しを浴びまくったあと
家で「ちょっと休憩〜」なんて思ったら寝てたりとか。
もうこんな時間か。
さてさて。
今日の運試しでもしますか。