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この街に抱かれる

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生活をすること。それは命の基盤。わたしのわたしと大切な人との暮らしのこと。出会いのこと。この街に抱かれながら過ごしている日々のこと。いつかきっと思い出すその日のために。
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雨、干物、真鶴、花火 | 気まぐれ日記

雨、干物、真鶴、花火 | 気まぐれ日記

2024/07/27

引越し早々、高熱が出た。のどの痛みもあったのでコロナだったかも?と思いながらなんとか一晩で治した。
たまたま真鶴で貴船まつりという例大祭が行われているとのことで、湯河原駅から隣の真鶴駅へ降りたった。もう2年も前なのか、ここに来たのは。親友と真鶴にある「真鶴出版」へ泊まったのは2年前の4月初め。まだ肌寒い雨の降る日だった。桜が咲いていたことを思い出した。西荻窪にある「旅の本屋

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海と山のある街に

海と山のある街に

千葉から引っ越した先は神奈川県と静岡県の境目、湯河原町。縁あって2か月弱、この街に住むことになった。7月下旬、本当は京都へひとり旅をする予定だったのだけれど、東海道新幹線の運休により京都行きをおとなしく諦め、予定より早く湯河原町へ入った。

東京駅から東海道線に乗って2時間弱。窓の外の景色をぼーっと眺めていると突然視界に入ってきた青い海。心音が少し大きくなる。海を見るとなぜか、何とも言えない興奮が

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この街で暮らした日々のこと

この街で暮らした日々のこと

どんなに心や体がへとへとでも、そこに行くと元気になる。この街の中で、そういう場所や人と出会えたこと、それがいつも自転車で行ける距離の中にあったこと、それがこの2年間、何度となくわたしを救い出してくれた。

もうすぐわたしはこの街を出る。少しずつ、みんなとお別れをする日々。終わりではない。そう分かっていても、やっぱり寂しくて、ちょっとだけ涙が出てしまった。「またね。」をどれだけ確信を持って伝えること

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 食って愛だ、と教えてくれる暮らし(Asahi,Chiba)

食って愛だ、と教えてくれる暮らし(Asahi,Chiba)

夫の仕事の事情で、結婚を機に千葉県旭市に引っ越しました。この街に来て、いつの間にか季節はぐるっとまわり、2度目の冬が過ぎようとしています。千葉の端っこの、ちょっと田舎で、あたたかなこの街の記憶は、わたしにとって、わたしたち夫婦にとって、毎日がかけがえのないものになっています。

なにより、本当にたくさんの人に助けてもらった。支えてもらい、生き方に寄り添ってもらい、刺激をもらい、たまに手助けさせても

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