シェア
有期遊
2024年2月23日 04:32
前回、日記を書いてから随分と時間が経ってしまった。あの酷暑は過ぎ、寒さのピークも過ぎてしまったようだ。 巷ではイチゴフェアが開催されたり、さくら風味だったりさくら色のものが続々と発売され始めている。 ピンク色に焦がれるように、人々は浮き足立っている。(花粉に苦しめられる人々もいるが。) テレビからは「卒業式で泣かないと___」や「もうすぐ春ですね」などと定番の春の歌が聞こえてくる。
2023年8月29日 00:02
儚く散りゆくから美しいのか高く手の届かぬ場所にあるから美しいのかはたまた「美しい」という思い込みなのか漆黒に浮かぶ花ただの炎色反応とも言えようああまたそんな考えをしてしまって。どこからともなく声が聞こえる空に打ち上がった大きな大きな花は炭酸水のようにしゅわしゅわとあの人の涙のようにぽつりぽつりとゆっくりゆっくり形を崩して消えてゆくこの花の良さは視覚だけでないその
2023年7月3日 01:35
吉祥寺PARCOで開催されていた本屋の文化祭。その中の #キチタン での思い出。「青空は 待つこと知らず ただ暮れる 消えることなき 僅かの気持ち」これは用意していた短歌だ。「何も浮かばないのならば 思うまま 堂々として 白紙を唄え!」これは即興で詠んだ短歌のようなものだ。 この日、即興は難しい。が、即興は難しいけれど楽しい。になった。 ただほんとうに何も浮かばなかっただけ
2023年6月4日 02:49
19年前この世を初めて見た8年前音楽というものを知った6年前ライヴというものを体験した圧巻 圧倒された真っ当であった 屈託のなかった わたしが邪念の払い方を知り懸念を心の奥底に閉じ込めて負けん気なぞとうに失くしていたこの心が叫んだことすら知らないふりをしてありがちで退屈な日々に蓋をしてなんてありがちな言葉を出してしまうくらいに今はただこの音に 沿って乗って酔って