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こどもの音読で気づいた真実 「スイミー」

こんにちは、猫村です。

小学生の母である猫村は、毎日子供の宿題である「音読」を聞き、所定の書類にサインをする、という作業を課せられております。
恐らく、全国の小学校低学年で行われている宿題では無いでしょうか。親御様方、毎日お疲れ様でございます。

はるか昔、私にも小学生の時がありました。

小学校の国語の教科書に掲載されていた物語の中には、今でも印象が残っているような、思い出の話があったりします。

最近、小2の娘が音読している物語を聞いて、昔の懐かしい思い出が蘇りました。

なまえは、スイミー。

あああああスイミー。懐かしい。あれだよ、周りの兄弟仲間が真っ赤な魚なのに、一匹だけカラスのように真っ黒で生まれてきたっていうあの魚の勇気のある物語だよ。

マイノリティながら、その自分の特徴を活かし、最後は巨大な魚に立ち向かい撃破したというような感じのハートフルストーリでしたよね。(そうか?)

懐かしいな……と思いながら聞いていた時、猫村はハッとした。

あれ?スイミーって最初の兄弟、全滅させられてたの??

なんか、私の中の記憶では最初仲間外れにされてたスイミーだけど、最後は兄弟たちに認められるっていうような話だと思ってたけど……

スイミーの兄弟全滅してた。


一人ぼっちになって旅をして新しい仲間とともにデカい魚に立ち向かって大団円を迎えるような話でした。
今も、横で娘がスイミーを朗読している。気持ちを込めて、寂しかった、悲しかったと抑揚をつけて読み上げている。

スイミー、重い過去を背負って生きてたんだな。

幼い頃の記憶って美化されてるんだな、と感じた出来事でした。

ちゃんちゃん。


猫村

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