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【認知症リスク軽減効果】水産物の中でEPAやDHA含有量上位クラスの鯖(サバ)自分が自分で在り続けるために


私は鯖が好きなので、スーパーで見かけると、よく買います。


塩を振ったり、醤油に漬けて焼いたり、味噌煮、
そして、今回のように揚げ焼き。
ほかにも、世界三大料理とされるグルメ大国トルコで誕生した「サバサンド」
トルコ語で「バルック・エキメック(魚パン)」と呼ばれていて、
トルコを代表するB級グルメだそうです。

鯖の揚げ焼きの作り方

塩胡椒して片栗粉を付けて、油を多めにひいたフライパンなどで焼く。
敢えて書く必要もないくらいです。

鯖の薬膳視点からの効能


鯖(サバ)は薬膳において、特に以下のような効能があるとされています:

気を補う・血を養う(補気・養血)

鯖は「気」を補い、「血」を養う効果があるとされています。これは、体力をつけたり、疲労回復に役立つと考えられ、気や血の不足による疲労感や顔色の悪さに効果的です。

五臓の「腎」を補う(補腎)

鯖は「腎」を強化する食材です。腎を補うことで、精力や体力の向上、冷えの改善が期待でき、特に体が冷えやすい人や虚弱体質の人におすすめです。

痰湿を除く(化痰・除湿)

鯖は脂肪分が多く、消化吸収が良いため、痰湿(余分な水分や老廃物が滞る体質)を取り除く効果が期待されます。痰湿が原因で、むくみや肥満が気になる方には良い食材です。

筋肉や骨を強化する(強筋健骨)

豊富なカルシウムとタンパク質が含まれているため、筋肉や骨を強化する効果があります。骨粗鬆症予防や筋力維持にも役立ちます。

心を落ち着かせる(寧心)

EPAやDHAなどの不飽和脂肪酸が多く含まれており、血流を改善し、心を落ち着かせる効果があります。
また、血中の中性脂肪を減らす働きがあるため、動脈硬化や心臓病の予防にも役立ちます。

EPAやDHAと聞くと、健康食品が思い出されるほど。

EPAやDHAを摂取することで、認知症リスク軽減効果が、実際あったと報告されているようです。


病気になる事も不安ですが、
認知症になる事は、病気とはまた違った不安があると思います。

認知症に対する恐れは、自分が自分でなくなるという不安からでは?


自分の事も、家族の事も分からなくなっていく、ついさっき聞いたこともどんどん忘れていく。
覚えているのは、子供の頃、若い頃の事だけ。
時を刻み、生きていながら、時がストップした世界に生きていく。

どんな薬もサプリも、まずは、食生活ありき、です。

自分が自分で在り続けるために、EPAやDHAの摂取、また睡眠や運動、そして、人との温かな繋がり、どれも大事です。


鯖などの青魚も、嫌いでなければ、レシピ検索してお好みの食べ方で
食べられるといいと思います。

おすすめの調理法

塩焼き:焼くことで油分が落ち、消化が良くなります。体を温める効果があるため、冷え性の人にもおすすめです。

味噌煮:味噌との相性が良く、鯖のくさみも消えるため、消化に良いです。また、味噌の発酵成分も加わり、腸内環境の改善にも役立ちます。

蒸し料理:蒸すことで栄養が逃げにくく、消化も良くなります。薬味と合わせると、より温性が高まり、体を温めます。

※EPAやDHAは焼いたり揚げたりすると、流れ出てしまうらしいので、
汁と一緒に頂ける食べ方がベターのようです。

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