【ただ柔らかいだけじゃない】おかゆは胃腸に負担をかけない養生食
昨日は、久しぶりに友人との再会。
積もる話+普段あまり食べないピザ、ケーキ、アイスクリーム、お菓子など、
意図せず、チートdayになった。
今日は、調整しなければと思いながら、一時的に大きくなった胃と、
嗜好品による影響か、食欲が通常とは違ってしまったような感じ。
夜は、控えめにしようということで、おかゆにした。
でも、お米だけだと偏るし、バランスが悪いと、空腹感も起きてしまうので、卵と豆腐を入れ、副菜は、小松菜の茹でたものを食べた。
そのせいか、今、空腹感もなく、甘いものを食べたいという欲求も起きてこない。
良かった。
おかゆの薬膳視点からの効能
おかゆ(粥)は、非常に優れた養生食とされ、消化が良く、体に優しい特徴を持っている。
1.胃腸に負担をかけず、働きを良くする
おかゆは消化しやすく、胃腸に負担をかけません。「脾胃を補う」作用があり、特に体力が低下しているときや病後の回復期に最適です。温かいおかゆは胃を温め、消化機能を促進します。
2.エネルギーを補う
お米自体には「補中益気(気を補い元気をつける)」作用があり、弱った体を元気づけます。特に白米を使ったおかゆは胃腸が弱っている人や、疲れやすい人に適しています。
3.体を潤す
おかゆは水分が多く含まれるため、体を内側から潤します。乾燥した季節や、喉が渇きやすい場合に適しています。特に冬や乾燥する秋に役立ちます。
4.体を温める
温かいおかゆを食べることで体温が上がり、冷えを和らげる効果があります。冷え性の人には、しょうがやネギを加えるとさらに効果的です。
5.毒素を排出する
おかゆは体を休める効果があるため、消化器官を整えながら体内の老廃物や毒素を排出する助けになります。特に「断食明け」の回復食としてよく使われます。
薬膳的なアレンジ例
おかゆに特定の食材を加えることで、さらなる効能を得ることができます:
a. 冷えを改善する
材料: 生姜、ネギ、鶏肉
効能: 体を温め、冷え性の改善に役立つ。
b. 乾燥対策
材料: 白きくらげ、ナツメ、ハチミツ
効能: 潤いを与え、乾燥肌や喉の渇きを改善する。
c. 滋養強壮
材料: 黒米、クコの実、山薬(ヤマイモ)
効能: 気血を補い、疲労回復や免疫力向上に効果的。
d. 消化不良の緩和
材料: 山査子(サンザシ)、陳皮
効能: 消化を促進し、胃もたれや食欲不振に効く。
まとめ
おかゆは基礎的な養生食であり、季節や体調に応じて材料を変えることで、さまざまな症状に対応できます。特に冬は体を温め、乾燥を和らげる具材を加えたおかゆがおすすめです。
つぶやき
久しぶりにおかゆを食べた。
いつもは、おかゆでは物足りないと思ってしまうけれど、
たまに、いつも頑張ってくれてる胃腸を休ませるには、いいと思った。
お腹が軽くて、過ごしやすさを感じる。
その心地よさは、心にも届いて、なんとなく優しい気分になれる。
身体と心が繋がっていることを実感する。
これから、寒くなるし、おかゆに、いろいろ入れて、夕食の主食にするのもいい。
身体が温まるし、優しい気分になれるから。