アイデンティティとは
こんにちは、はじめまして。
ゆうです。
アイデンティティってなんでしょうね。
アイデンティティは日本語に訳すと「自己同一性」といいます。
さらにわからなくなりましたね。
自分の本質みたいなものでしょうか。性格のことでしょうか。
日本語にはない言葉なのでしっくりくる日本語がなくわかりにくいですね。
そんなアイデンティティについて考える勉強会を行ったので頭の整理もかねて僕が感じたこと、考えたことをまとめてみようと思います。
もちろん解釈は人によって様々なので僕が感じたこと以外にもいろいろな考えや感じ方があると思います。
それでも僕の考えを読んでいただいて何か感じていただければ幸いです!(^^)!
そもそもアイデンティティとは?
先ほども記したようにアイデンティティは「自己同一性」と訳されます。
個性でも性格でもありません。そもそも日本語にはもともとない言葉です。
英語は自分の性質を表す言葉が多く、自己というものに日本語以上に着目しています。personalとindividualとか個性を表す単語も複数あります(うろ覚えの知識ではありますが)。
さてアイデンティティの解釈は人によって様々だと思います。僕の解釈は「その人の性格や行動の根源にあるもの」だと考えています。
どういうこと?と思われるかもしれませんが、僕の例でお話しします。
僕のアイデンティティは「人から頼られる人間であること」です。
僕は知識マニア、ノウハウマニアです。
一人でいることが好きで、家事などはたいてい一人ですべてこなせます。
人に心配をかけることが好きではないのでよく強がります。
これら3つの性格、特徴の根本には「人から頼られたい人間であること」というアイデンティティが関与しています。
頼られる人間でありたいからこそ知識やノウハウを求め、いかなる場面や質問に答えられるようにしています。
頼られる人間でありたいからこそたいていのことは一人でこなし、心配をかけなくてもよいと思われるようにしています。
もちろんすべての行動がアイデンティティに関与しているとは限りません。
時には助けを求めますし、弱い部分をさらけ出すこともあります。
しかし、多くの行動の根本にはアイデンティティがあるでしょう。
特に一人ではなく家族でも友達でも同僚でも誰かが見ている場面では。
そうアイデンティティは人にどう思われたいかということでもあります。
アイデンティティとどう向き合う?
幼少期までのアイデンティティの形成や思春期や以降のアイデンティティの変化の話は複雑なのでここでは割愛しますが、様々な影響を受けて心の中にアイデンティティが形成されます。自覚しているいないに関わらず。
そのアイデンティティと向き合うことはとても大切です。
なぜならそのアイデンティティを自覚することが原動力になるとともに、おもりになっているなら軽くしたり取り外したりすることも可能だからです。
また僕の例でお話ししましょう。
僕は「人から頼られる人でありたい」からこそ勉強したり、スキルを身に着けたり、負けず嫌いで人一倍頑張ろうとしたり、向上心が高かったりします。
一方マイナスな方に目を向けると常に人から頼られる人でありたいと思われたいからこそ弱みを見せず、自分を厳しく律しています。誰かに助けてということが素直に言えなくなっています。
プラスの面が強く出ているならいいですが、マイナス面が強く出ているところを想像してみてください。
おそらくどこかでつぶれるでしょう。
アイデンティティは自分のやる気を引き出したり、成長させてくれる一方、全く逆に自分のやる気をくじいたり、成長を阻害したりします。
なので大切なことはまずは自分のアイデンティティを把握することです。そして、そのアイデンティティが自分にとってプラスに作用しているのか、マイナスに作用しているのかを考えてみましょう。
もしマイナスに作用していそうならちょっと考え方をプラスに変えてみてください。それだけでも大きく変わります。
またアイデンティティを自覚するだけでも気持ちは楽になります。自分がアイデンティティに縛られていたんだなと実感します。
自覚するだけでも大きく変わります。
ぜひ自分のアイデンティティを見つけたら、その向き合い方も振り返り、マイナスに作用していそうならどうしたらプラスに変わるのか見直してみてください。
アイデンティティの見つけ方
アイデンティティを見つけてください、と言われても見つけ方ってよくわからないですよね。
そこでアイデンティティの見つけ方を一つご紹介します。
以下の質問に答えてみてください。回答は何個でも構いません。
あなたは初対面の人にどのような人だと思われたいですか?
またどのような人だと思われたくないですか?
少し考えてノートやメモに書いてみてください。
箇条書きでも全然かまいません。
書き終わったら続きを読んでくださいね。
・・・
・・
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さて書き終わりましたね。
書いたもののうち、重要なのは「どんな人と思われたくないか?」の方です。もちろん「どんな人と思われたいか」も大切ですが、より自分の気持ちが強く出るのは否定の方になります。
「思われたくない」に記した言葉を逆の意味にしてみてください。例えばそこに「暗い人」と書いていたら「明るい人」というように。「約束を守れない人」と書いていたら「約束を守る人」というように。
その「思われたくない」の逆があなたのアイデンティティを見つけるヒントになります。
簡単にはみつからないと思いますし、しっくりくるものはなかなか見つからないと思いますが、ぜひもんもんと考えてみてください。
もんもんと考える時間もまた重要です。
ちなみに僕は「約束を守れない人」、「暗い、怖い人」と思われたくありません。
逆は「約束を守れる人」、「明るく、親しみやすい人」です。
約束を守れる人って信頼できますよね。
明るく親しみやすい人は頼りたくなりますし、多くの人から好かれるでしょう。
すなわち僕のアイデンティティである「人から頼られる人間であること」につながっています。
最後に
アイデンティティは全ての人が持っていますがなかなか見つけるのが難しいです。
僕も自分のアイデンティティに気づくまでに時間がかかりました。
アイデンティティは自分一人でもんもんと考えていてもなかなか見つかりません。自分一人の力では限界があるので。
なのでぜひいろんな方と話したり、本を読んだりしてみてください。
またコーチングも活用してみてください。
僕はコーチングを何回か受けていくなかで自分のアイデンティティに気づきました。アイデンティティを見つけるためのコーチングではなかったですが笑
僕でよければあなたのアイデンティティを見つけるお手伝いもします。
僕も人と話すのは好きなので気軽にご連絡いただければと思います。
また冒頭にも記したようにここに書いたのは僕の考えです。
「俺は違うと思う」「私はこう考える」と全く違う意見があってもかまいません。考え方は人それぞれです。
ここに書いたことが正しいと鵜呑みにせず、あくまで意見のひとつなんだなと思ってください。そして自分とは違う考え方として自分の中に取り入れてみてください。
さてここまで読んでくださってありがとうございました。
それでは次のnoteでお会いしましょう。