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カンボジア日記第181号(映画記録:レナードの朝)
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レナードの朝(あらすじ)
神経科医オリバー・サックスが実体験をつづった著作をもとに、30年にわたる昏睡から目覚めた患者と彼を救おうとする医師の交流を、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズの共演で描いたヒューマンドラマ。1969年。ニューヨーク、ブロンクスにある慢性神経病患者専門の病院に赴任したセイヤー医師は、話すことも動くこともできない患者たちに反射神経が残っていることに気づき、訓練によって彼らの生気を取り戻すことに成功する。ある日彼は、30年前にこの病院に入院して以来ずっと眠り続けている嗜眠性脳炎の患者レナードに、まだ認可されていないパーキンソン病の新薬を投与する。そしてある朝、レナードはついに目を覚ます。監督は「ビッグ」「プリティ・リーグ」のペニー・マーシャル。
神経科医のオリバー先生が患者に対しての愛情や思いやりの心を真っ直ぐに仕事に昇華させていく姿に感動しました。
仕事に向き合うのではなく、人間と向き合うことの大切さを教えてくれる映画でした。
また、患者を演じたロバート・デ・ニーロの演技が素晴らしく、映画の内容がより鮮明に心に残りました。