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【補足 : 味わいを考える】
表現と感覚の話を今日はシェアできたらと思います。
コーヒーやワインを飲んでいると私は味がわからないので、というコメントが出るときがあります。
しかしながら、これは味がわからないというより、味わいの感覚を表現する言葉がわからないということの方が大きいように思います。
だからこそ、自分が感じたコメントを正直に残すというのが大切だと思っています。
実際にワークショップをさせていただいたときには、全員にコメントをもらうようにしています。
そう考えてみると、我々作り手は味わいを共有する際に必ず言葉にしなければならないことがわかります。
お客様にお伝えするとき、スタッフ同士で伝えるとき、バリスタ仲間で話すとき。
もしかすると、そのときそのときで表現は変わるかもしれません。
例えば、カッピングコメントとして、ネーブルオレンジを感じた場合。
知ってる方へ ▶︎ ネーブルオレンジ
興味のある方へ▶︎ 酸味を感じる
知らない方へ ▶︎ 軽やかな印象
上記のように、表現は変えるべきですね。
一番良くないのは相手がわからない表現をすることです。
なぜなら、表現がわからなければ、その味わいもわからないからです。
言葉を、抽象的⇆具体的に使い分けることが大切ですね。
***
実際に味わいをとるときに大切にすることはなんなのかというと、まずは感じたものをカテゴリー別に考えてみることです。
味覚 :
甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の五味。
この五つしか味覚はありません。
苦い、酸っぱいなどのコメントがよくありますね。
嗅覚 :
鼻から香る香り、口から香る香り。
後者をフレーバーと表現します。
触覚(食感) :
口当たり。
重たさと質感の両方合わせたもの。
前者はライトボディー、ミディアムボディー、フルボディーなどの表現がわかりやすいですね。
後者は、なめらかさ、きめ細やかか粗いか。
この中で、一番わかりやすいのはやはり味覚でしょうか。
カッピングコメントとして出しがちなのはフレーバーですね。
例えば、
フローラル、アップル、ティーライクなど。
カッピング会場でよく耳にします。
あとは、これらが口に入れたどの瞬間で感じているのかが大切です。
最初なのか、中盤なのか、終盤なのか。
そして、温度帯も大切になってきます。
温かいとき、少し落ち着いた温度になったとき、そして、冷めたとき。
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ここの言葉をもとにweb上で調べてみるとよりわかりやすい言葉やサイトがあると思いますので、ぜひ探してみてください。
これ!っというものがあれば、是非共有してくださいね。
みなさんの、もやっ?が解決されたら嬉しいです。
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