1000個目のスキ
5月11日から開始したこのノート、7月5日のフランス時間14時、日本時間21時頃に、合計のスキの数が1000となった。のべ1000人がこの2ヶ月ほどで私の記事を読んで、「スキ!」だと感じてくれたと思うと、なかなか感慨深い。
私自身は、FacebookやTwitter、Instagramの「いいね!」が気軽に押せない。本当に「良い」と思っていないものに対して「いいね!」を押すというのは、何だか失礼な気がしてしまうのだ。きっと考えすぎなのだろう。
「いいね!」や「スキ」をした際は、本当にそこに「いいね!」「スキ」という感情や、応援したいという気持ちが入っている。他の方がこれらの機能に対してどのような態度で向き合っているのかはよくわからないが、自分に置き換えて考えると、私が書いたものに対して、そういった感情が1000回も、この地球上に(あるいは冥王星上に)生まれたのだ。素敵なことだと思う。
今日は、そんなスキという気持ちをより多く生み出した記事トップ5を紹介しようと思う。
第5位:今日も今日とて自己紹介 〜フランスに来てから香水ブランドを立ち上げるまで Part 4. インターン編〜
スキ数:28
ニッチフレグランスの説明、フランスでのインターンの話、パリマジック、と、自己紹介シリーズの中でも盛り沢山の内容となっている。
パリに来てもうすぐ丸5年になるが、このインターンの時期は本当に幸せだった。夢にまで見た香水のクリエーションに、念願かなって携われることになったのだ。
ジャンミッシェルやギョームのスクーターの後ろに乗せてもらって、パリの街を疾走したのもとても良い思い出。
第4位:Ceci n'est pas un oud 〜これはウードではない〜
スキ数:29
PV数もかなり多いこの記事、香水界隈の人にはなかなか衝撃的な内容だったようだ。香料として提示されている原料が実際には入っていないということは、こと香水においてはよくなされることだが、ウードについてはそれを超えた問題を孕んでいると私は考えており、それについて考察した記事だ。
ちなみに、ウードに関する最近のトレンドは、フルーティなウード。中東マーケットには良いのだろうが、さすがにちょっとやりすぎだと思う。
第3位:夢だけど、夢じゃなかった!
スキ数:31
感慨深い、とか、達成感、とか、そういった感情はありません。でも、今までどこか信じられていなかったのが、「本当にブランドができるんだ」と、ようやく思えるようになりました。
この感情を的確に表す言葉を探していた時に、映画『となりのトトロ』の「夢だけど、夢じゃなかった!」が頭に浮かんだ。本当にそんな気分。
第2位:星の王子さま的自己紹介
スキ数:38
アクセス数は270とさほど多くないのだが、かなり多くのスキがついた記事。今読み返してみても、小気味良いし、長さもちょうど良い。
きっと読み手は、こういった気の利いた文章を求めているんだろうなぁ…と、わかってはいるものの、今は香水のことを中心に、書きたいことをゴリゴリと書いていこうと思っているところ。
ぜひ一度読んでいただきたい文章。
第1位:ねじまき鳥クロニクル、オーデコロンの謎
スキ数:86
ノート公式のおすすめ記事に選ばれたことにより、アクセス数も2,732と、他の記事に比べてダントツに多い。5月末に書かれた内容であるにも関わらず、今でもたまにポツポツとスキがつく。スキ数、100いかないかなぁ、と密かに思っているところ。
まとめ
1000というのは、なかなか素敵な数字だと思う。千日回峰行、千夜一夜物語、ジャンパトゥの1000…
1000には、何かしらのストーリーがある。私の記事に「スキ」するに至った、1000個のストーリーに思いを馳せながら、今夜は眠ることにしようと思う。
これからも、記事を読んでください。スキしてください。そして、良かったらTwitterやFacebookでシェアしてください。そういうの、とっても嬉しいです。