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25歳の荒波を乗りこなそう
僕の人生においては、という話なのだが
「25歳」の暖簾を潜った途端に身体変化が訪れるようになった。
正確に言えば、今まで気に留める程ではなかった
“あれこれ”が満を持して姿を現したのだ。
(一つや二つなんかじゃない)
症状の具体例は控えさせて頂くが、
経験のない変化がどことなく僕を不安にさせている。
きっと、「25歳」には「何か」が潜んでいるのだ。
仮にこれが、「コップに入った水の波紋だけで巨大な何かが近づいてくるのを感じ取れる人」だったり、「アハ体験クイズなら地元じゃ負け知らず卍」みたいな「変化に敏感な人間」だったら、ここまでにコツコツと対処を重ね、今の僕のような荒波を迎えることはなかっただろう。
ただ、そんな愚かな自分をひとつ庇ってあげるとするならば、対処にはそれなりの時間やお金がかかったりする訳で、当時の僕には変化に気付けていても「対処」というコマンド選択ができなかったということがある。
実際お金はなかったし、上京してからはそれどころじゃ無かった。性格上、頼ることもしたくはなかった。
そう考え直すと僕は変化に「鈍感」と言うより、
「抗えずに流されてきた」と表現した方がしっくり来るかもしれない。来るべくしてやってきた荒波。
だからこそ、ある程度景色が見れるようになってきた今の自分には、「自分といかに向き合うか」が試されているような気がする。
取り戻すことはできないが、今を大切にしようと思えたのは過去のおかげという他ない。
バトンは受け取ったぞ。
自分に正直に、コツコツと生きよう。
コツコツ。乗りこなせ荒波。