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ゆう@
2024年9月30日 13:51
保育園では夏になるとプールの時間がありました。小さな保育園だったので、子供用プールが常設されているような幼稚園ではなく、家庭用の物に毛が生えたようなビニールプールでしかありませんでしたが、他にもテントやレジャーシートに支柱など用意するものは多く、それらはすべて保育園の用具この中へとしまってありました。 この日は、夏用のプールを準備する日とあって、先生たちは裏で忙しなく動いていたのが園児の自分
2024年6月19日 14:28
続きます。
2024年5月29日 18:19
「今日楽しかった人ー!」「はーい!」 帰りの会においてそれぞれが自作したお面をかぶった僕たちは、さえ先生の問いかけに全力で手を挙げて答える。いつもと違う姿の僕たちは、それぞれが今日という日を楽しんで帰路に就いた。「今日はゆうくんも張り切ってたねー。」 安定の延長保育を迎える僕は、ニコッと笑いながら掃除の準備を始めるさえ先生とそう話しながら、わくわくする気持ちを抑えて先生の掃除を待っ
2024年3月15日 08:46
この間登校した保育園エピソードのエピローグになります。 僕がさえ先生のお手伝いで三階の保育室の掃除をした日の翌日、僕はいつも通り遅れるようなことはなく、なんの拍子か朝一番に保育園に登校できていた。 僕はいつもどおり正門をくぐって玄関をくぐると、玄関わきの職員室から出てくるさえ先生と出くわした。「おはようゆうくん!今日は朝早いんだね!」 先生がそう言うと、僕は靴を脱ぎながら笑
2024年3月13日 22:30
続きです。
2024年3月4日 23:40
3月をすぎた保育園は、いつもより大忙しな感じでした。先生たちは卒園と入園の準備で大忙しなのにも関わらず、僕たちにも春の遠足など行事ごとがあったからです。 今回はそんないつもの保育園での掃除機がけエピソードになります。 3月にもなると、僕たち年少組でも掃除のお手伝いをするようになってきていた。とはいっても大したことはできずに床を雑巾で磨く程度だが、それでも僕たちは先生のために一生懸命に
2024年1月12日 14:15
続きます
2024年1月10日 15:36
2024年1月2日 16:12
続きます トイレ掃除を終えた私は、保育室の掃除機がけに移った。この日の保育室はあまり園児の人数もいなかったため、いつもこの時間帯に一番落ちている食べこぼしは少ないが、今日は室内での遊びしかやっていない日だったこともあり、色とりどりの紙ごみや糸くず、髪の毛などが、毎日磨いているためツルツルで光っているフローリングなこともあり、近づかなくてもわかるように落ちていた。(さっさと吸い取らないとな)
2023年12月31日 10:31
冬の雲ひとつない快晴の中、私はいつもの道を歩いて保育園に出勤した。 保育園の門をくぐって扉を開けると、そこはいつも通り朝の保育園だった。「おはようございますー」 職員室の扉を開けると、そこにはクリスマスを終えて片付ける最中の飾りと、新年を迎えるにあたって飾る予定のものが重なって置いてあり、入り口付近は踏み場もないほどだった。「ごめーん、結構散らかしてるわー」 園長の◻︎◻︎先生
2023年12月25日 22:24
12月の中頃になると、保育園ではクリスマスの準備が始まります。毎年保育園にはクリスマスツリーや装飾の飾り付けを先生たちが中心で行い、その後折り紙で作る輪っかのリボンやそれ以外の簡単な装飾を園児たちで行っていました。 寒くなってきた中、エアコンの暖房がガンガンに効いている園内で、僕たちはいつも通り、帰りの会が終わった後も友達同士で遊んでいました。 すると、部屋の奥の方の扉を開けた先生が、ガサ
2023年11月16日 14:13
続きます。 「うわー、すごいね。」 階段を降りた先にあった光景に、思わず先生はそう声を漏らします。 そこには、廊下と玄関に広がる大量の撒かれた豆がありました。 一面にパラパラと落ちている豆は半分くらいが踏みつけられたもので、フローリングの溝にもカスが入り込んでいたりと、掃除が大変になりそうなくらいの量が散乱していました。 僕は思わず先生の持つ掃除機の方をみて思いました。(こ
2023年11月7日 20:59
当日へ続きます。 節分の日の当日は、Part1に書いた通り泣く子もいればその子を守る子や、先生にしがみつく子などたくさんいて、阿鼻叫喚の嵐の様子になる時もありましたが、先生たちがなだめたり、流石に鬼も園児が泣きすぎるとあんまりぐいぐい来なくなるので、みんなで力を合わせ、最後はしっかりと玄関先まで追い払うことができたと思います。 そして、しっかりと撒かれた炒り大豆は、ところかしこと保育園中に
2023年10月14日 15:17
保育園では毎年11月に、田舎の畑までバスで行ってお芋ほりを行っていました。主に行くのは年中と年長の園児なのですが、規模的には小さな保育園だったので、総数は20人くらいでのお出かけでした。 僕が初めて見たときは年少の時で、園内でお昼寝後のおやつを食べ終えたころに、ちょうど帰ってくるのを見ました。「年中さんと年長さんが帰って来たよー!」 保育園らしく、遠出から帰ってきた子供は、園内にいる