目の前を見ずに「社会問題」に逃げる人たち
目の前を見ずに「社会問題」に逃げる人たち
私は現在「社会問題」とされていることの多くをほとんど信用していません。
それが誰によって言い出され、誰が推進しているのかを見ていると、「・・・」と疑念を抱かざるを得ないからです。そして、それに踊らされている人々を見ると、「利用されているな」と哀れに思えることが多々あります。
たとえば、動物愛護や地球温暖化、SDGs（持続可能な開発目標）、地球平面説、大麻問題、Qアノン、ヴィーガンなど、どれもが一見「正義」や「善行」に見えますが、私から見ると**「彼ら」の手のひらで踊らされているように思えます。しかも、その多くが表向きには「彼ら」に反対しているかのような態度を取りつつ、結局はその意図に加担してしまっているのです。この矛盾に気づかない人たちは、いわばダブルスタンダード**に陥っています。
こうしたことにのめり込む人々の原因は、次のようなことではないかと考えます：
• 目の前の人を大事にできない
• 目の前のことを大切に思えない
• 自分や他人を本当に大切にできない
• 現実を直視する勇気がない
その結果、社会的に「良いこと」とされる行動をすることで、他者からの承認欲求を満たそうとしています。要するに、それは自分が直面すべき問題から逃げる行動に他なりません。
「余計なこと」に手を出し、時間を費やす自分を「正義」や「正しい」と自分で自分を慰めてしまう。これはいわば自慰行為に似ています。そして、そんな自分にうっとりし、また「余計なこと」にのめり込む。そのような人々を応援する人がいること自体、さらなる問題を生み出しています。
「余計なことをしている」と感じたのなら、それは目の前の人や出来事を大切にせず、それから逃げているという事実を認識することです。誰もが「余計なこと」に手を出すことはありますが、その根源は、目の前の人を大切にしないことから始まると私は考えます。
まずは、
「社会のこと」よりも、
「政治のこと」よりも、
「地球のこと」よりも、
「自分自身の問題」に向き合うことが重要なのではないでしょうか。
【大森裕介】
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