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雑多な読書記録①
Instagramに読書レポートを投稿しました。
内容そのままでこちらにも投稿します。
みなさんのおすすめもあれば教えてください。
① #マチネの終わりに #平野啓一郎
大人の純愛を描いた小説。
結ばれるのか、結ばれないのか、どっちなんだい?と続きが気になる。
ちょっとしたボタンのかけ違いで運命って変わるもんなんだな、って思った。
② #運転者 #喜多川泰
不幸なサラリーマンの前に救世主?が現れて…というところから物語が始まる。
物語の終盤に出てくる考え方は、受け入れられるかはさておき、そういう考え方もあるんか、と思った。
③ #東京都同情塔 #九段理江
去年の芥川賞受賞作品。
細かい心情描写にこんな表現の仕方もあるんか、と感心。生成AIとの対話もユーモア交えて書かれてて、なんだか新感覚の小説。
④ #夜のピクニック #恩田陸
全校生徒が夜通し80km歩くというイベント「歩行祭」を舞台に繰り広げられるドラマ。ザ・青春小説という感じで甘酸っぱい気分になる。
ところで、僕も「歩行祭」体験してみたいので、いつかやろうかな笑
⑤ #本日はお日柄もよく #原田マハ
OLがスピーチライター(スピーチの原稿を考える人)となって成長していく姿を描いた青春小説。
言葉の力で人を感動させる姿にこちらも感動して、「明日からも頑張ろう」と前向きになれる。
⑥ #十角館の殺人 #綾辻行人
1987年に刊行されたミステリーの名作。
伏線を散りばめておいて、「衝撃の一行」で全回収される。まだ読んだことがなければ、その「衝撃の一行」を体験してみてほしい。
⑦ #罪の境界 #薬丸岳
無差別通り魔殺人事件の加害者と被害者それぞれに焦点を当てたミステリー。
本読む時はいつも集中力が持たなくて、ダラダラとなりがちだけど、この小説は次の展開が気になって、久々に止まらんかった。
⑧ #成瀬は天下をとりに行く #宮島未奈
大津を舞台にした小説ということで、手に取ったが、主人公と共通点が多くてシンパシーを感じた
・滋賀県大津市出身
(西武大津や平和堂、懐かしい)
・出身高校、大学が同じ
・素人からのM-1グランプリ出場
登場人物みんなほのぼのしてて、読み終わったら、また会いたくなる。次回作が待ち遠しい。
⑨ #思考の整理学 #外山滋比古
いろいろ、へえーとなる考えが書かれてるんだけど、面白かったのは以下二つ。
・思考はいったん寝かせる(そのことについて考えるのをやめる)ことで熟成される
・知識いっぱいに詰め込むとメタボ化して独創的な思考ができなくなる。適度に忘れることが大事。
⑩ #失敗の科学 #マシュー・サイド
もっと失敗に寛容になろうぜ、失敗からの学びが次に繋げるために大事なんだぜ、ということを過去に起きた事例をあげながら説いている。
みんな、こういう考え方を持ってくれれば、良いのにとは思った。