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読書日記(9冊目)『日本のイノベーションのジレンマ 第2版 破壊的イノベーターになるための7つのステップ』玉田 俊平太
久しぶりの投稿はこちらです。
「イノベーションのジレンマ」を日本企業のケースに置き換えて記述した経営書。事例がエレクトロニクス中心で戦後のザ日本のメーカー的なものが多数出てきてわかりやすい。破壊的イノベーションと持続的イノベーションとの違いも示唆に富む(電線メーカーが光ファイバに進出したのは画期的だが持続的イノベーションというのはなるほどと思った)。
1部はこんな感じでわりと面白く読めたのだけ
読書日記(8冊目)『部下の強みを引き出す 経験学習リーダーシップ』松尾睦(ダイヤモンド社)
人材開発のフィールドで最近(といっても10年くらいか)つとに注目されている考え方の1つに「経験学習」がある。「7:2:1」の法則で知られているように、人が成長するには「各自が自分の仕事経験を通じて職業能力を開発する機会」が最も重要ということだ。
その経験学習について、体系化して一般書籍を書かれて普及されたのが北大の松尾睦先生です。
前著である『職場が生きる人が育つ「経験学習」入門』よりもリーダ
読書日記(5冊目)『論語と算盤と私―これからの経営と悔いを残さない個人の生き方について』朝倉 祐介(ダイヤモンド社)
素晴らしい本でした。
著者は元ミクシイ社長で、同い年であることは何となく知っていたがなんと誕生日まで一緒のようでびっくりです。やや自虐的ですが同じ年月生きていても、大事なのか中身・濃さであると痛感した次第。
いずれにしても本書はリーダーシップやプロフェッショナルということについて示唆溢れる良書です。ベンチャー企業の元社長が書いた軽薄な本では全然ありませんというか、真逆な感じ。34歳にして老成し