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秋雨前線の出現 梅雨末期のような大雨となるか

どうも、たなかです。

本題に入る前に
関東の猛暑に触れようと思いましたが

そんな悠長なことは言ってられなくなりました。

こちらは明日の朝9時の天気図です。

よく見ると
東シナ海上に前線が伸びてきていますね。

いわゆる「秋雨前線」ってやつです。

梅雨前線とは何が違うの?
的なお話は、また後日詳しくお伝えします。

先日の記事でお伝えした「立秋」を過ぎると

梅雨前線という言葉は使えなくなり

「秋雨前線」が使用される
というくらいにとどめさせてください。

で、その秋雨前線

どんどん
日本列島に伸びてくる見込みなんです。

これはある種、おさらいみたいになりますが

日本の南に高気圧があり

日本列島に
等圧線が北東〜南西方向に引かれると

大雨の材料となる
「非常に暖かく湿った空気」

が流れ込みやすい状況となってしまいます。


それって、また梅雨が始まるの?
と不思議に思われた方もいるかもしれません。

どちらかと言うと
再び梅雨が訪れるというよりかは

梅雨末期のような状態がやってくる
という表現が正しいかもしれません。

すでに活発な雨雲の群れが

東シナ海上で
沸き始めているのがよくわかります。

そしてこの雨雲たち
明日には九州付近にかかってくる予想です。

こちらは
明日(水)午前6時から
14日(土)午前3時までの雨雲の予想です。

土曜日にわたって、ずーっと

西日本を中心に活発な雨雲が
次々と流れ込んでくる見込みです。

この感じだと

九州・中国四国地方は
数日にわたって大雨が続くおそれがあります。

西日本〜東日本の14日(土)までの
3日間の予想積算降水量を見ていくと

九州や中国・四国地方で多いところで
300ミリ以上を超えてくるかもしれません。

例に挙げると

熊本県の
8月の1ヶ月分の雨量は、195.4ミリですから

たった3日間で8月1ヶ月分の倍の雨が降る
というどんぶり勘定の計算になります。

さすがに雨に強い西日本でも

もし、それだけの豪雨となれば

災害の危険度はかなり高まってきます。

この気圧配置は
大雨の典型的な例に挙がるようなもの。

もしかすると
線状降水帯の発生も考えられます。



今日お伝えするアクションプランは1つ☝️

あなたが、自宅もしくは職場にいて

避難指示が出るような大雨となった場合

避難が必要なのか、それとも必要でないのか

それを今のうちに判断してください。

避難が必要でない王道のパターン

自宅や職場が
マンションやビルのような高い建物で

例え、土砂災害や浸水被害があっても

垂直方向に逃げれば
難を逃れることができる場所を指します。

一方で、逃げるべき方は

①山や崖、川が近くにある

②戸建てや階層が低いアパートにお住まいの方

③ハザードマップに描かれている災害の危険度が高い場所にお住まいの方

以上の3つに当てはまるような方です。


ただ、上記はあくまでも典型例の話です。

まずは
自分が避難すべきなのか、そうでないのか

よくよく、お考えいただければと思います。


台風が過ぎて

ひと段落かと思いきや、この有様。


どうか

いざと言うときに即座に対応できるよう

事前の念入りの準備のほど

何卒、よろしくお願い申し上げます。


※参考

☝︎ハザードマップポータルサイト☝︎

☝︎最新の雨雲の状況☝︎

☝︎危険度分布☝︎


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