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学校をさぼった娘との過ごし方

我が家の子どもたちは、学校が好きではない。

前にも書いた通り、日曜の夜は決まって憂鬱になる、いわゆる「サザエさん症候群」だ。

いや、日曜の夜に限らず、日~木曜日まで毎晩なので、それは何症候群…?

そして、先日のど平日の夜、小5の娘が「明日、学校行きたくない」と言い始めた。

「ふーん、休んだら」と伝えた。

賛否あるだろうが、大人には土日祝日など決まった休日とは別に、
有給休暇という自分の都合でとれる休暇がある。

しかも給与は減らないという有難い休暇である。
(私はフリーランスなのでないのだけど…)

子どもにだって、たまには自分で決めた休日があってもいいのではなかろうか。

本来は
・どうしたの?
・学校で何かあった?
・嫌なことがあるなら話聞くよ
・お母さんはあなたの味方だよ

的なことを言うべきだろうか。

でも私は言わなかった。

何故か。

それを聞いてしまうと
何か事情がないと休んではいけない
と暗に伝えているような気がするからだ。

加えて、これは親の過信の可能性もあるが
「特にこれといった理由はないけど休みたいんだな」
と見れば何となくわかる。

そもそも大人が有給休暇を取るとき
サボるという言葉を使う?

休むでいいじゃない。
サボるじゃなくて。

そんなこんなで、娘が休むことが決定。

問題は、どう過ごすのかだ。
私の心の中には

こんなことめったにないんだから、2人でちょっと良いランチ行っちゃう?
(うきうき)

アフタヌーンティでケーキセット食べちゃう?
(Let's便乗!)

なんて気持ちがふつふつと湧き上がる。

でもここはぐっと我慢。

特別なことがないと休んではいけない

と伝えないのと同時に、

休んだら特別に楽しいことができるよ!

と伝える必要もないのだ。

私はこう伝えた。
「お昼ごはん作るの面倒だから、納豆ご飯ね!」

すると娘。
「じゃあ給食は食べに行こうかな。」

「オッケー。じゃあ給食の前に送っていくね。」

「給食からだと気まずいから、4時間目から行こうかな。」

「はーい。じゃあお母さんはいつも通り仕事しにカフェ行くんで、それまでに帰ってきます。掃除機かけておいてー」

以上。

休むことは特別じゃない。
あなたが休んでも、私の日常は変えないよ。

だから、
休んだらお母さんの仕事に迷惑かけちゃうかな

なんて思う必要はないから、
また休みたくなったら無理せず休んだらいい。

そんなことが伝わっていればいいと思う。

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