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*言葉のプレゼンターになる*


言葉はプレゼント

よく言われることで、ステキな言葉だなぁと思う。

前の記事にも書いたけれど、たくさんの言葉に救われてきて、今の私を作ってくれていると思う。

そうやって、言葉のすごさはひしひしと感じているのに、自分は相手に伝えられているのかな?って問いかけてみると、

実際に人との会話の中では、温かい言葉をプレゼントできないでいる。

なんとなく記憶を一瞬さかのぼれば、
たぶん、自分の発した言葉で誤解を生んだり、人間関係が上手くいかなかったことが、昔あったような気がする。

たぶんというのも、そんなことがあったような気がするなぁと遠いぼんやりとした記憶で、
しっかり思い出して向き合うと、その時の辛い気持ちが甦ってくることが怖いからなのだけど。


だから人と話す時は当たり障りのない言葉で。
ひどい時は、話していることがいたたまれなくなり、会話を切り上げしまいたくなる。

言いたいことも喉につかえて、出てこなくなる。

たまにそんな自分が嫌になって、落ち込むことが多い。




言葉は温かいプレゼントにもなるけど、反対に凶器にもなりえるから。

自分が良かれと思って放った言葉が、
相手をとりまく状況次第では、鋭さを持って、相手を傷つけてしまう凶器にもなりえる可能性をもっている。

だから、どこかで言葉を伝えることは怖いなって思っている。

noteとか、文章だと、自分の頭の中で、反芻してじっくり書けるからいいのだけれど。




だけど、本当は、上手く伝えられないそんな不器用な自分も、まるっと自分で認めて愛していきたいし、

人との会話では、うまく言葉を伝えることが円滑にできていなくても。

相手を思う気持ちがあれば、きっとつたない言葉でも相手の心に届くのだと信じたい。

そうやって、苦手だと思って人と向き合うことから逃げないで、認めていきたい。


それに、たとえ会話で言いたい言葉がうまく伝わらないとしても、
私には文章で伝えることが出来る。

言葉選びをじっくりすることで、自分の本当に伝えたい気持ちを文字として届けることが出来る。

ひとつの手段では、上手くできなくても、私には違った方法があるということ。

可能性が残っていると思えると、少し気持ちが楽になる。

とりあえず目の前のことから、
会話の中でも少しづつ、言葉を伝えられるように。

自分がどう思われるかを意識する前に、
相手のことを思って、自分の伝えたい気持ちを精一杯伝える努力をしていきたい。

いつか届くと信じて。



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