【五感を育てる 13】内観編 1
こんにちは、まりこです。
自分の生きづらさをなんとかしたくて、
内面の癒しにあれこれ取り組んだ体験記を書いています。
日々の過ごし方を『思考優位』から、『体感覚重視』に切り替えてから、ようやく現実の変化を起こせるようになって来た私が、五感を育てるために実際に取り組んだことシリーズ、今回から【内観編】に入ります。
内観編では、五感の感覚を感情や内臓感覚とリンクさせて、自分の本音に気づいて行く、という内観のやり方と、それをする意味など書いていきたいと思います。
ちなみに、なぜわざわざ「基礎編」「生活編」を書いたかというと、本当に初めて五感に意識を向ける人にとっては、ただ感じているというそれだけでも結構な情報量だからです。
そしてここからは、起きた出来事(事象)と、感情という体感覚にスポットを当てて行くので、さらに情報量が多くなります。ので、本当に無理なく少しずつ、取り組んで行ったらいいかなと思います。
また、頭で考えているだけでは、考えだけがぐるぐるしてしまうので、ノートを用意して、実際に手を動かして書いて行く事をおすすめしています。
【感情編】その① 事象を通して感情を知る
①感情が大きく動いた出来事を一つピックアップして、起きた出来事から自分が何を感じたかを観察する。
➖どんな感じがした?
➖何が一番引っかかった?
➖体のどこで感じた?
➖呼吸はどうだった?
➖皮膚感覚は?
➖何か臭いを感じた?
➖何が見えていた?何を見ていた?
➖視界の明るさは?視界全体に色は付いていた?
➖体の重さはどうだった?重い?軽い?重心はどこ?
➖体感覚、内臓感覚はどうだった?
➖その感情に名前をつけるなら、何がしっくりくる?
②起きた出来事に対して、どんな「言葉」が湧いてくるかを観察する。
➖ノートに書き出すのがおススメ。
➖出来るだけ、湧いてくるままに書き取ってみる。
最初の数日は、何か特に気になった出来事1つか2つについて書いてみると良いかと思います。
①に関しては、一度にこんなにたくさん観察するのは難易度が高いので、その場ですぐ観察するというよりは、あとでゆっくり思い出しながら、そういえばこんな感じだったな、と書いていく感じです。
②では、起きた出来事について、最も感情が昂ぶった瞬間にフォーカスをあて、その時の体感覚をじっくり確認します。
そのあと、その事に関して心に湧いてくる言葉をただ書き取ります。
ネガティブな思いが出てくるならネガティブな言葉たちを、ポジティブな言葉が出てくるならポジティブな言葉たちを、その出来事を通して出てくるものをそのまま書きます。
ネガティブだから悪い、とかではなく、「ただわたしはそう感じている」という視点で見ると良いです。
私は最初悪口しか出てこなくて、書くのが辛い、と思った時期がありました。だっていくらなんでも、口が悪すぎましたし、こんなに悪口が泉のように湧いてくる嫌な人間だったなんて、認めたくなかったですもの。
ただ、それって、ずっと体の中に毒を溜めておくようなものなんですよね。
あるものはあるものとして、ただ見ていく。
そこに、他者の視点や、社会的な評価を入れる必要はなく、淡々と「わたしはこう思った」、でマルにするのがコツです。
今日のまとめ
・起きた出来事(事象)から、感じた体感覚と感情、それに伴って湧いてきた思いを書き出す。
・どんな思いや言葉が出てきても、「そう思ったんだなあ〜」でマルにする。