【災害食料理2】3分でゆで上がる「水漬けパスタ」
今日は「災害時などで、使える水の量が限られている。」とか「スピーディーに食事の支度を早く済ませたい。」など、エコ&時短で出来上がる「水漬けパスタ」をご紹介します。
今回は、地震などで電気が止まってしまい、冷蔵庫が使えなくなってしまった時のことを想定して作ります。
冷蔵庫が急に使えなくなると、急いで冷蔵庫の中身を食べることに追われるのだそうです。なので、牛乳、卵、ひき肉、冷凍保存品など、「早く使い切った方が良い食材」を使ってお料理しました。
【麺のゆで方】
①「スパゲッティ100g」と「水200ml」をジッパー袋に入れて、
90分以上スパゲッティを水に浸します。水量が少なく済むように、スパゲティを半分に折りました。
浸水30分後。まだ硬いです。
水に浸して90分後。こんなに柔らかくなりました!
こうなればゆで始めてOK!
②袋の中身全部をお鍋に入れて、火をつけると30秒ほどで、周りのお湯が沸騰します。スパゲティの色が白からいつも通りの美味しそうな色になれば、ゆであがりです。目安はお湯が沸く時間も含めて3分です。
しかも!水の量をギリギリにしているので、湯切りは必要ありません!!
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では「ペペロンチーノ」と「カルボナーラ」と「和風きのこ」を作り方を説明します。
【ペペロンチーノ】
スパゲティを茹で始めて1分30秒の時に、ざく切りキャベツとベーコンをお鍋に入れて、一緒に茹でます。ガーリック、一味唐辛子、塩こしょう、オリーブオイルで味を調えれば出来上がり!!めっちゃ簡単!!
我が家は「ベーコン」か「ソーセージ」が必ず冷凍庫に常備してあるので、こういう時にも大活躍です。
【カルボナーラ】
1分30秒程スパゲッティを茹でたら、お鍋に牛乳をコップ一杯(200ml程度)、ベーコン(数枚)、コンソメ(小さじ1杯程度)を入れて、軽くかき混ぜ、牛乳が湧くまで待ちます。
もしあれば、栄養バランスを良くするために、手持ちの野菜を入れて下さい。今回は細かく刻んだ冷凍ブロッコリー(「お米の代わりに食べるブロッコリー」トップバリュ)を加えました。
牛乳がフツフツ沸いているのをキープしながら、とろけるスライスチーズを
2枚加えて、チーズが均一に解けるまで混ぜます。ここで味見をして塩気が足りないようなら、塩こしょうで味を調え、お皿に盛り付けます。
パスタの真ん中をちょっとくぼませて、生卵の「黄身」を乗せれば完成!!
【きのこ・豚ひき肉・小松菜のバター醤油】
このパスタだけは、生のお肉を使っているので、ゆで上げたスパゲッティをお皿に避けて、麺とは別にしっかりと加熱をしています。
3分ゆでた麺を器に取っておく。お鍋にオリーブオイルをしき、豚のひき肉を炒めます。お肉の色が変わったら、きのこを入れてしんなりするまで炒めます。そして、ざく切りにした小松菜と先程の麺をお鍋に戻し、炒め合わせます。
ここにバター10gと醤油2回し程度(目分量ですみません。多分大さじ1杯位)を回し入れ、全体がなじめば出来上がりです!
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以上、3種類の「水漬けパスタ」の作り方でした!どのスパゲティも、茹でる所から、盛り付けまで10分あればできてしまうと思います。
今回の「水漬けパスタ」は、通常のように茹でたスパゲッティと比較してしまうと、アルデンテにはならず、麺のプリッと感は減ってしまいますが、「水漬けパスタ」だからマズいということはなく、非常に美味しく食べられます。それほどパスタにこだわりがない方なら、「水漬けパスタ」だとは、気づかず、美味しく食べて頂けるかも!?
夜寝る前に、お鍋の中に「お水とパスタ」を入れて、冷蔵庫の中に入れておけば、朝も楽チン!な使い方も良いかもしれませんね。災害に巻き込まれてしまった時、時短でお料理したい時には、この「水漬けパスタ」を思い出して頂けたら幸いです。