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黄金の輝きに心奪われて…💰大英博物館「Hew Locke: what have we here?」展③
さて、少し前が空きましたが、大英博物館『ヒュー・ロック』展シリーズの続きです!多数の展示品の中から、とくに印象深かったものや驚いたものをいくつかピックアップしてご紹介しますね。世界史を振り返ったり、少しでも考えたりするきっかけになれば嬉しいです。
スペインによる苛烈なアメリカ大陸支配
世界共通の貴重品と言えば、昔も今も金!!金は希少性と換金性が高く、加工しやすく美しいことから、多くの社会において特別視されてきました。日本語の「金」がゴールドとマネーの両方を意味する言葉であることからも、その貴重さが伝わってきますよね。「金言」と言えば価値の高い言葉。オリンピックでも「金メダル」が一等賞です☺️
さて、金に目がくらむとはおそろしいことで、大航海時代、スペインは主に金銀を目的としてアメリカ大陸で略奪行為や苛烈な支配を行いました。このようなアメリカ大陸征服者たちは「コンキスタドール」と呼ばれています。
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こちらは1790年のスペイン帝国(ブルー)とポルトガル帝国(グリーン)の地図です。あらためて見ると本当にすごいですよね…。
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