ああ、素晴らしい新世界!RSC『テンペスト』『となりのトトロ』そして2人の巨匠が私たちに見せたもの
昨日は、坂本龍一さんの訃報がむちゃくちゃ悲しかったです。大江健三郎さんのご逝去の痛みもまだ癒えないまま、ダブルの衝撃で号泣…😢
このお2人、坂本龍一さんのお父様が有名編集者で大江健三郎さんを担当してらしたという、不思議なつながりがあるのはファンにはよく知られた話。もうひとつ、坂本龍一さんは作曲家ドビュッシーに傾倒し、大江健三郎さんはフランス文学に多大なる影響を受けていた。つまりお2人ともフランス文化に大きく後押しされていたという共通点もあります。
一方で、こちらはとっても嬉しかった!!舞台版『となりのトトロ』がオリヴィエ賞で6部門の受賞に輝いたというニュース。
わたしもレポしていますのでよろしければご覧ください。ともかく、トトロを舞台化したのが日本の劇団ではなく、イギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)だったというのは興味が引かれる点ですね。
そして、今日はそんな名作舞台『となりのトトロ』を生んだRSCの舞台を見てきました。演目はシェイクスピアの『テンペスト』です。あ、前置きがやけに長かったですが、ちゃんと最後に回収しますのでご心配なく😁
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