見出し画像

300日目の毎日noteに向けて、日々のコツをまとめてみた

ひっそり続けてきた毎日更新も、とうとう300日が近づいてきました!

(うっかり下書きふくめてカウントしてたけど、じつはまだ越えてなかったことがさっき判明した・・ショック・・でもせっかく書いたし公開する!)

本日のダッシュボード。なんと、月に36000回、目を通していただいている・・・!?(2019/02/09追記 月間の全体ビューが7万を越えましたー!!いつも読んでくださってる方、ありがとうございます泣)

数字に疎いうえ、ブログの運営経験もないのでこの数字をどう読めばいいのかイマイチわかってない部分はありますが・・・知り合いゼロから始めたnoteを、多くの人に読んでいただけてうれしいやら驚くやらです。

とりたてて特徴もない私の文章だけど、読んでくれる人が増えた。その理由はやっぱり「毎日更新したから」に尽きると思います。

300日を記念して、なんていうと大げさですが、たまにはHOW TO的なものを書いてみようかと。

目次は以下のとおり。

①毎日更新って、ネタ探しどうしてるの?
②書く時間って、どうやって取るの?
③書くときに気をつけてること
④続けてみて、良かったこと・悪かったこと
⑤なんで書いてるの?いつまで続けるの?
⑥おまけ


①毎日更新って、ネタ探しどうしてるの?

書き始めた最初の1か月が、いちばん苦しかったような気がします。どうしても思いつかなかった夜は、過去の日記(Evernote)からそのまんま引っ張ってきちゃった日もあったなぁ。

最近は、「本日のおすすめ」ならぬ「本日のメイントピック」を書くようにしています。その日の中で、私の中でいちばんアツかった出来事。家に帰ったとき、私の同居人につい話したくなることをイメージして、書くようにしています。

たとえばこんなこと。

・仕事でこんなことを思った
・この映画のここがたまらん!好き!
・この記事について、こう思った
・あのニュースって、どうなの?
・あの人の発言、私はこう思う
・こんな写真を撮ったよ、観て!
・あのときの旅の思い出が忘れられん
・過去の自分に、今ならこんな言葉をかけるな
・あの人に、ほんとはこんなことを伝えたい
・ただの日記

・・・とかとか。

この内容をどうやって決めてるかは、ぜひこのまま続きをごらんくださいませ!


***


②書く時間って、どうやって取るの?

平日は会社員、休日はカメラマンなので、まとまって書く時間をとるのは難しいんですよね。書く時間は、正直、取れない!!!

じゃあどうしているかというと。

文章を書く人ならきっと経験があると思うんですけど、PCの前でいざ書こうとすると、考え込んでしまうこと、ありますよね。全然はかどらない。そのムダ時間を解消すべく、PCの前に座る時間はなるべく短くしよう!と心がけています。

そのためにいつもやってるのが、脳内ライティング(今名前つけた)。これはめちゃくちゃおすすめです。流れとしてはこんな感じ。


■手順1 ネタをメモする

24時間いつだって、気になったことはそっこうメモ!(うそだ、7時間は寝てます)

走り書きでも断片でもいいので、ふっと頭に浮かんだ疑問やトピックをメモします。

おすすめツールは

・Evernote
・GoogleKeep
・GoogleDocument

あたりでしょうか。私はEvernoteに「Untitled」というノートブックをつくってます。

思い浮かんだネタ(のカケラ)を、1行でもいいから書く!

たとえば最近だったら、こんなことをメモしました。

「作品を批評することに意味はあるのか」
「AIの時代がくる。わたしはなんで写真を撮る?」
「弘法じゃないから筆は選ばせてほしい」

・・・などなど。

こんなカケラみたいな文章を、とにかくひたすら書き溜めていきます。


■手順2 熟成期間を置く

いったんメモしたら、また仕事や生活に戻ります。いきなり書き始めることはほとんどありません。これを、ネタの熟成期間と呼んでます(今名前つけた)。

熟成期間はまちまち。半日だったり、数か月だったり。

この熟成期間が、じつは一番大事なんじゃ?と思ってます。

まず、メモという形で自分の気になってることが言語化できます。そのトピックについて、アンテナを張った状態。

一度アンテナを張れば、そのトピックについて無意識のうちに情報を探すようになります。

Twitterをスクロールしてるときも、ニュースをしてるときも、友達とカフェでおしゃべりしてるときも。関連した情報に出会ったとき「なるほど!」と思うことが増えるんですよね。

意識してなかったらすーっと目の前を流れていったであろう情報が、自分の中で気づきに変わる。毎日noteを書くいちばんのメリットは、ここにあるのでは?と言いたいくらい

初めはぼんやりとした疑問にすぎなくても、いろんな情報に出会うことでかたちづくられていく。何度も考えを反芻することで考えが固まっていきます。

で、「気がつけばその日一日このことを考えていたな・・・」みたいな段階になったトピックが、さきほどお話しした「本日のメイントピック」になるわけです。

こんな感じで、書きたいことを決めます(こうやって言葉にするとなんだか大仰だけど、いたってゆるいテンションでやってるよ!)。


◾️手順3 ざっくり構成をかんがえる

何について書きたいか決めたら、頭の中で箇条書きにして、書きたいポイントをまとめます。

起承結(または起転結)を、それぞれ1行ずつくらいでざっくり。
「AはBって言いがちだけど、結論Cだよね」くらいの大雑把さで。

これを考えるのは、電車の中や、家までの帰り道、お風呂に入ってるときなど。

手は動かさず、自分の頭の中で、原稿を音読するようなつもりでやってます。脳内で、ひとり演説会。

導入やシメの一言とか、どうしても言いたいことフレーズなんかも、このときに思いつくことが多いです。

ちなみに、湯船につかりながら「これなら書けそうかも?」と思ったネタは、そのままお風呂上がりに書くことが多いです。いろんな人が言うことだけど、アイデアをまとめるときにはお風呂 is 最強。


◾️手順4 書く

ここまで考えた状態で、PCに向かいます。

書くときは、いっきに書く。
勢いにまかせて、脳の中から湧き出る言葉をいっぺん全部吐き出すイメージ。順番がめちゃくちゃでも、多少脱線しても、とりあえず言葉にしてみます。

吐き出し終わったら、調整。
まずは段落ごとの流れの確認(段落ごとの空白、スペースも)。1段落に言いたいこと1つ。全体のつながりがぐちゃぐちゃしてないか確認します(でも、だから、でも、だから・・みたいな転換がつづく文章は、わかりにくいですよね)。

それから言葉のフレーズ単位の確認。
同じ語尾が続いてないか。1行が長すぎないか。あと、気づいたら「~と思う」って多用しちゃうのでガシガシ削ります。

最後に文字校正。
単純な打ち間違いや、漢字の変換ミスがないか。(これ、偉そうに言ってるけどしょっちゅう私ミスしてる・・)

公開ボタンをぽち。

で、心と時間に余裕があるときはもう一度読み返します。ふしぎなもので、編集画面では気づかなかったミスに、公開後に気づくことってけっこうあるんですよね。よく、慌てて誤字修正してます。

◾️脳内ライティング、まとめ
・ネタストックをつくっておく
・熟成させる
・熟成したら脳内で構成する
・書く


余談ですが、文章を書くときによく頭の中で思い浮かべるものがあります。それは、小学校のころにつくった木彫りのオルゴール。

最初は鉛筆で下絵を書いて(=言いたいことを決めて)
ざっくり粗く掘って(=全体の構成を考えて)
模様を掘って(=文章を書いて)
ニスで仕上げる(=校正する)

いっきに細部を詰めるのではなく、段階をふんで完成に近づけていくイメージです。

最近は、1つのnoteを書くのに20分程度かけています。じっくり腰据えて書くなら40分くらい(ちなみにこのnoteはちょびちょび書いたので、もっと時間かかりました)。

事前の脳内ライティングに割くエネルギーが8割、実際に書くためのエネルギーが2割、くらいの配分でやってます。


***


③書くときに気をつけてること

・うちわネタになりすぎないようにする
・誰か特定の人を攻撃しない
・なるべく、強い言葉や必要以上に攻撃的な言葉を使わない

あたりでしょうか。

あと、noteを始めたばかりの頃に参加した、最所あさみさんのお話が今もずっと活きてます。毎日noteの心の師匠。

・読まれたいことよりも、書きたいことを書く
・愚痴はポジティブな提案に変換して書く
・完璧なものを書こうとしない
・質は量から生まれる、、(たぶん!)
・書くモチベーションをどうやって保つ?→人に宣言する!

詳しくはこちらのnoteにイベントレポートとして書いてますので、どうぞ。


***


④続けてみて、良かったこと

・人の文章を読むのが楽しくなった
・嫌なこともネタにできるようになった
・「毎日更新の人」と覚えてもらえるようになった

このあたりも、過去のnoteでくわしく書いてるのでよかったら。


***


⑤なんで書いてるの?いつまで続けるの?

「エッセイを出版したい」という野望があるので、それを叶えるまではひとまず毎日続けるつもりです。世界一周に行ってるあいだも、毎日書きます。

書き始めたきっかけはこちらのnoteにまとめてあります。

あと、「そもそもなんで書いてるの?」という素朴な疑問も受けるのでここに書いておきます。

私の本職は、コピーライターなのですが。コピーライターって詩人ではなく、あくまで通訳に近いんですね。とくに私の職場は。かっこいいヒトコトをストレートに届けるというよりは、伝えたいメーカー側のメッセージを噛み砕いていくようなお仕事。

今の職場ではどうしたって、本音を封印しなきゃいけない場面があります。

だから、嘘のない言葉をつづれる場所がほしかった。でないと、「書く」という行為が自分から離れていってしまうような気がして。noteでは、普段だったらごく親しい人にしか話さないようなことを、正直に書くようにしています。居酒屋でグチるよりも、noteのネタにしたほうが精神衛生上いいし、楽しいです。note、あったかい場所だし。


***


⑥おまけ

これはめちゃくちゃ余談かなと思いつつ・・・

書く行為は、考える行為。

だからこそ、書くスピードを考えるスピードに近づけることって大切だと思ってます。すくなくとも、こういう毎日エッセイみたいな行為の場合は。

だから今も、タイピングの練習をこっそりやっています。休憩時間にネットの無料タイピングソフトで遊んだり。早く打つことを目標にして議事録をとってみたり。ショートカットも覚えてみたり(noteだとCTRL+Bで太字にできるしね)。筋トレするようなイメージで。

文字にするとなんだかエラそうなこと言ってる感じになってしまいましたが・・・

けっきょくのところ
「あれ気になるな~」
「あれ書こうかな~ふんふん♪」
「わ!スキもらえた!いぇい!」
みたいなテンションで続けてます。

これからもゆるりと続けていくので、気が向いたらまた遊びにきてくださいね。


いいなと思ったら応援しよう!

片渕 ゆり(ぽんず)
サポートいただけたら、旅に出たときのごはん代にさせていただきます。旅のあいだの栄養状態が、ちょっと良くなります。

この記事が参加している募集