【Career】学生向けキャリアイベントで登壇してきました。
こんにちは。
最も起業家らしくない起業家、奥野有梨亜です。
昨日、知り合いから依頼されて、
学生向けのキャリアウェビナーに、パネラーという立ち位置で登壇させていただきました。
キャリアコンサルという立ち位置もありながら、
どちらかというと、自分も新卒のころ、かなり悩みながら将来を描いたクチなので、自分の体験談をいろいろお話しできてよかったです。
イベントでは、大学2年生から、4月から社会人になる大学4年生、または大学院に進んでる学生さんなど、幅広く参加されていて、
皆さんの意識に、私自身もかなりいい刺激をいただきました!
わたしも、大学3~4年のときは、かなり悶々としていたなぁと思いだしながら。。。
学生さんたちに伝えたことを、せっかくなのでこちらでもまとめておこうと思います。
学生という肩書を最大限生かすこと
学生っていう肩書は、当たり前ですが、学生のときにしか持てません。
しかも、かなり自由度の高い肩書だと思うんですよね。
わたし自身、大学時代、いろんなバイトを経験したり、社会人の団体で活動したり、就職活動時には多くの方にOGOB訪問をさせていただいていただいたり、
結構社会人の方とかかわることが多かったのですが、
端的に言うと、学生って「責任を持たずにいろんなことに手を挙げてチャレンジできちゃう特権」を持ってるんですよね。
バイトで多少の失敗したとしても、責任を問われることはない
多少失礼な質問を投げてしまっても「学生だしな」と流してくれることが多い
自分の出した結果やアウトプットが、後々何かの考課や成績に関わってくるわけではない
責任放棄みたいな書き方になっちゃいますが、
でも、究極、学生に責任を取らせるなんてことはありません。
絶対ありません。
まぁだからと言って、バイトとか仕事を適当にやることはお勧めしませんけどね。
それって、純粋に、面白くないから。
責任感を持たずに、仕事するほど、面白くないことありませんから。
でも、多少学生がミスをしちゃったりすることは想定の上で、会社側はバイトやインターンを雇っていますし、
OGOB訪問にせよ、今後のキャリアのために学生が訪ねてきたことを、蔑ろにするような会社は基本的にないと思います。
というか、そういうことを蔑ろにする会社は、人を大事にしてないので、個人的にはオススメしません。
学生は神様!?
就職活動をしていると、当たり前のように、
社長や人事責任者が前に出てきて、話をしてくれたり、個別で質問に答えてくれたりしますが、
社会に出たら、一個人に対してそんなことをしてくれる会社はありません。
名刺片手に、アポもなくいきなり訪ねて行って
「〇〇株式会社の奥野ですが、社長様とお話しできますでしょうか?」
なんてやってくる人に、時間を割いてくれるような会社どこにもありません。
よくベンチャーや営業会社などの研修で、ノルマ「名刺100枚獲得!」とかって課されている社会人1年目を見ますが、
どこかの会社の一員になってしまった瞬間、門前払いを食らうのがほとんど。
けれどそれが、就職活動に来た「学生」となった瞬間、
まるでそれはもうVIP扱いのように、丁寧に会社の概要を説明してくれ、
どんな簡単な質問にも丁寧に回答してくれ、
挙げ句の果ては、説明会に来た学生に、ちょっとした会社の商品までタダで配ってしまう始末(笑)
それくらい会社側も、自社の未来を担う人材に力を入れてるってことなんですけどね。
なので、せっかくなので、学生っていう最高の特権を使って、いろんなことにチャレンジしてみることをオススメします。
バイトやインターンをやってみるのもよし。
いろんなツテを活用して社会人の先輩のアポを取ってみるのもよし。
就職活動なんて、社長やお偉いさんが直々に前に出てきてくれるチャンスなので、
自分の興味云々関係なく、いろんな会社の説明会に行ってみるってのは、ありだと思います。
個人的な経験で言うと、私が新卒で入社した会社は、最終的に第一志望の会社に入らせてもらったのですが、
就職活動を開始したころは、その会社のことは名前さえ知りませんでした。
本当にご縁でたぐり寄せた会社でした。
ぜひ、この最高の肩書きを利用して、
今しかできないチャレンジをしてみてもらえたらと思います。