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【詩】木枯らしの日
木枯らしの日がすきだ
冷たい風が木々から木の葉をさらってゆくさまを
家の窓からながめる
ここは安全なところ
家にうしろから抱きすくめられて
守られているように感じられるから
木枯らしの日がすきだ
冷たい風が木々から木の葉をあらってゆくなか
ひとり体をまるめて歩く
はやくわが家へ
はやくわたしを守ってくれるところへ
愛する人との待ち合わせ場所に向かうように
恋焦がれて歩を進めることは そうないから
木枯らしの日がすきだ
木々からさらわれた木の葉が舞うさまを
社屋から見おろす
もうじきわたしはこの中へとびこむ
これからわたしは恋焦がれるように歩を進め
わたしを守ってくれる安全なところへ
もう大丈夫だよ と
抱きすくめられにいくのだ
【あとがき】
詩………
を、書いてしまいました。
いや、恥っず!!……/////
(↑じゃあ、なんで書いたんだよ。)
なんてことのない単語を、実は一部比喩のように使ってはおりますが、ほぼ、どストレートな詩です。
たぶん、いや、絶対、解説不要。
まぁ、「木枯らしの日」が好きなんです、私。
もう、夏が嫌いすぎて。
暑いの嫌い。
汗かくの嫌い。
ジメジメ嫌い。
「木枯らし1号が観測されました」みたいなニュースを聞くと、「っしゃー!!冬がくるぜーっ!!」ってなります。
冬が好きです。
特に12月。
冬至のゆず風呂。
クリスマス。
冬休み。
お正月までのワクワク感。
あと、葉っぱが強い風で舞い上がっているさまを、屋内から見るのが好きです。
家に守られている感じ。
私、守られている感じ。
……に、ひたるのが好きです。
大雨が屋根を打っているのを、家から感じるのも好きです。
理由は同じです。
なんか、色々こじらせてんのかな、私。
欲求不満ではないと思います、知らんけど。
台風のときは好きではありません。
家にいても、身の危険を感じることがあるから。笑
「木枯らしの日」が好きすぎて、コレは詩にしてみようと、数ヶ月前から考えていました。
「木枯らし1号が観測された」頃に出そうと思っていました。
近畿地方では、本日、「木枯らし1号」が観測されたようです。
今日からイキナリ寒いです。
今年は、暑い時期が長かったから、もうちょっと先になると思っていたので、この詩は、実はあまり練られていない状態で、素直な気持ちで、焦って(笑)、出しました。
気が向いたら、ブラッシュアップ版を書くかもしれません。
仲良しクリエイターさんが、真面目な詩のあとに、ふざけちらかす(←おい、失礼。)気持ちが少し分かるような気がしました。
恥ずかちい。。
(↑絶対、違う理由だろうよ。)
yuraの詩デビューでした。
こんにちは、今年の冬。