『僕と私の殺人日記』 その30
※ホラー系です。
※欝・死などの表現が含まれます。
以上が大丈夫な方だけ閲読ください。
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「ユイカちゃんの言うことが正しいか、実験しないとね」
「そうだね、いい感じに人間が転がってるわ」
狂っている女子二人は権太くんに詰め寄る。けがの痛みで動けない権太くんは、ただただ泣いていた。
「泣かないでよ、みっともない。男の子でしょ? 少し痛いけど我慢してね」
注射をする看護師みたいなセリフを言って、リナちゃんはナイフを振るった。