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【写真散歩】 どっちに歩いてもハズさない街・神田を歩いて撮ってみた (2019-2021)

皆さんこんにちは!
湯の輪らぼ専属フォトグラファーのたなかいです。

写真①

※銭湯の営業時間外に撮影しています。

私、今までは基本的に記事の撮影者として関わっていましたが、今回は写真メインでお届けしてみたいと思います。

湯の輪らぼが始まる前から撮っていた、本局の稲荷湯がある神田周辺の風景です。


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京都の祇園祭、大阪の天神祭と並び「日本三大祭り」と称される神田祭。
コロナの影響で中止になる前最後の開催となった2019年に、運よく撮影することができました。

稲荷湯がある神田の鎌倉町で神輿を担ぐことになり、三代目に「きっといい写真撮れるよ」と誘ってもらい私も参加することに。

人生で初めて袢天と足袋を身につけ、街に繰り出しました。

写真③-min

神輿を担ぐ前の、屈強な男たち。
プライドがぶつかり、沸々と湧き上がる気合を感じます。

女神輿も迫力満点。
日本に来た留学生も快く仲間に入れてもらい、担いでいました。

稲荷湯3代目も祭の雰囲気に満面の笑み。
江戸っ子な一面を見せてくれました。

都心部の交通事情の影響で戦後から神幸祭は3日間から2日、現在では1日に短縮。

加えて、コロナの影響で直近の2021年の神田祭は中止に。

2年に1度開催される神田祭は、地元住民だけでなく東京中の人々が熱望するイベントです。

2023年には無事開催され、あの熱気がまた戻ってくることを願っています。


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神田エリアは昔からオフィスが多く立ち並ぶ地域でもあり、地元住民やサラリーマンたちの憩いの場である喫茶店が充実しています。

その中でも稲荷湯三代目のお気に入りがこちらの「珈琲専門店 エース」

マスターは稲荷湯のお客さんで、三代目と誕生日も一緒という運命的なご縁。
ちなみにマスターは1945年8月15日、三代目は2000年8月15日に生まれました。

写真⑥

名物ののりトーストは、カリカリの食パンに、バターの芳醇な香りと、醤油と海苔のしょっぱさがマッチして抜群の美味しさです。
(あまりにも美味しそうだったので写真を撮り忘れてしまいました!すみません!笑)

写真⑦

店内は白色と褐色を基調とした、レトロで落ち着いた雰囲気。
1971年(昭和46年)8月2日の創業から50年以上、愛され続けているお店です。


スクリーンショット 2022-08-08 22.22.21

神田は隣接する大手町・丸の内と違い建物も低く、車通りも落ち着くので散歩にはもってこいのエリア。

写真⑧

こちらの通りは老舗のあんこう鍋屋さんや甘味処などが並ぶ。
タイムスリップしたかのような感覚になります。

写真⑨

ぶらぶら散策しているとこのような風景も目の当たりに。
当たり前ですが、この街は働く人で支えられています。

写真⑩

少し歩を北へ進めば、あっという間に秋葉原に着きます。
オフィスと娯楽施設が融合する街に、東京らしさを感じます。


神田エリアを歩く面白さは、どの方向に歩いても「ハズレ」がないこと。

グルメを堪能したい時は、北に歩けば淡路町の老舗和食屋で舌鼓を打つことができます。
知識を深めたい時は、北西に歩けば神保町の古本街で物思いに耽ることができます。
ちょっと都会的な気分を味わいたい時は、南に歩けば丸の内・大手町の洗練された高層ビル群を見ることができます。
そして、ちょっとリフレッシュしたい時は、稲荷湯で大きな湯船に浸かることができます。

神田周辺の風景、いかがでしたでしょうか?

稲荷湯にお越しいただいた際には、ぜひセットで周辺も巡ってみてください。
新たな東京の一面が見つかりますよ!

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