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敬語ってなんすか?
こんにちは。ゆのんです!
ブログを読みに来ていただき
ありがとうございます。
今回は古文でも特に
難しいと思われる
「敬語を学ぶ意味と使い方」
についてお話していきます。
古文では敬語がたくさん
使われていますよね。
なぜだかわかりますか?
![](https://assets.st-note.com/img/1710146278-h7TGhbZMcB.jpeg?width=1200)
それは…
身分制度が厳しかったからです。
たとえ文章であっても
どこの誰が読むかわからない。
自分の身分をわきまえて
書く必要があったのです。
平安文化はここまでとして。
敬語は読解にも役立ちます!
では、敬語って何?
どう役立つの?
ということを詳しく
説明していきますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1710146279-dCJ1skbLnA.jpeg?width=1200)
敬語の種類と意味
敬語は3種類あります。
①尊敬語
②謙譲語
③丁寧語
これだけです。
使われ方だって、
実は現代と一緒です。
敬語は基本的に、
動作をしている人が誰か
で判断していきます。
だから、目上の人に敬意を表す
という考え方は
一旦ポイしましょう。
目上の人への敬意と考えると、
古文ではこんがらがるからです。
それでは、3つの敬語について
詳しく説明していきますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1710146280-fL1uV0PmZ9.jpeg?width=1200)
尊敬語ってなに?
尊敬語は
「動作をしている人に敬意を表す」
ときに使います。
相手が自分より身分が上だろうが
下だろうが関係ありません。
例えばこの文章。
「給ふ」は尊敬語です。
大納言、着物を給ふ。(大納言が着物をお与えになる)
「与ふ」の尊敬語は「給ふ」です。
これを使うと、「お与えになる」
という意味になります。
尊敬語は、
「動作をする人に対しての敬意」
となるため、今回は、着物を
くれた「大納言」に対する
敬意と言うことになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1710146281-CvJ5OhhsYP.jpeg?width=1200)
謙譲語ってなに?
謙譲語は、
「動作を受ける人に敬意を表す」
ときに使います。
例えば、次の文章。
「奉る」は謙譲語です。
大納言、仏に花を奉る。(大納言が仏様に花を差し上げる)
「奉る」は「与える」の
謙譲語です。
「差し上げる」という
意味になります。
謙譲語は、
「動作を受ける人に対しての敬意」
となるため、今回は、花を
受け取った「仏様」に対する
敬意と言うことになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1710146283-hCK03BWTiz.jpeg?width=1200)
丁寧語ってなに?
丁寧語は
「聞き手、読み手に対して
敬意を表す」ときに使います。
例えば、次の文章。
仏像なども侍り。(仏像などもあります。)
「あり」の丁寧語は「侍り」です。
意味は「あります」になります。
丁寧語は
「聞き手(読み手)に対して敬意」
となるため、今回は、
例文が会話文であれば聞き手
地の文であれば読み手に対する
敬意を表します。
![](https://assets.st-note.com/img/1710146284-RaXgAnBN4Y.jpeg?width=1200)
まとめ
今回は、敬語について
説明をしました。
敬語が分かれば、
主語を見分けることが
できます。
でも気を付けないと
いけないのが
「自敬表現」です。
これは、天皇や上皇など、
絶対的に身分が高い人が
自分に対して使う敬語です。
例えば…
「私が参るぞ!」
と言うようになります。
現代ではない表現ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1710146285-WTe9VFFPFy.png?width=1200)
おわりに
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
敬語の使い方は
分かりましたか?
コツを掴めば、
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それでは、また!
ゆのん