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【感想】『青のオーケストラ』阿久井真、小学館(2017年〜)

音楽の漫画、アニメが好きでネットから読み始めましたが、まさか実家に帰ると単行本が揃っているという奇跡に遭遇しました笑

親の感性を子が引き継いでいる感じです。

青春音楽漫画。音楽作品の中で、『のだめカンタービレ』も好きで、『四月は君の嘘』も好きだったので、個人的にはもろストライクゾーンです。

音楽という耳の表現、絵と文字の目の表現だけで伝えられるのがそもそもすごいです!!!

読むだけで聞いている感覚に陥ることができるのはとても幸せです。それでもって、原曲にも興味が出て、実際の音楽に触れることができるのは二重の幸せです。

作品の内容はというと、

音楽漫画をきっかけに、コロナ前はよくオーケストラを聴きに行っていました。

過去にトラウマを持つ主人公が、音楽と仲間に支えられて自分を見直しつつ、演奏家として成長していくお話です。

近年の作品にも言えることですが、本当に絵がうまい。見せ方もうまい。

いろいろな音楽作品を読んで勉強したのかなと感服します。

私も高校のとき部活に入っていたので、同じ部活メンバーとのやりとりは読んでいて楽しいですし、喜怒哀楽の感情が伝わってきて面白いです。

伏線をいろいろ用意するのは楽しめますが、個人的には一番苦しむのは主人公でいいと思っています。

男の主人公にはとことん苦労してほしいと思っているタイプです笑

まだ完結していませんが、高校生活とその後の進路を楽しみにしながら読んでいきたいと思います。

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