Yumi
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パグ・ホートンというボーカリスト。♪I'm Gonna Sit Right Down & Please Don't Talk About Me -
I'm Gonna Sit Right Down & Please Don't Talk About Me - これはなんともメモリアルな演奏! ソプラノにボブ・ウィルバー、ボーカルに奥さんのパグ・ホートン、クラとテナーに弟子のアンティ・サーピラ、ギターとピアノはおなじみのバッキー・ピッツァレリとラルフ・サットン。 パグ・ホートンは私が好きな数少ない女性ヴォーカリストの1人。主張しすぎずにさらりと歌い上げる。 バンドにナチュラルに溶け込むヴォーカルが私は好き。 Pug Horton vocal and the great Bob Wilber with Antti Sarpila (Clarinet) Ralph Sutton (Piano) Bucky Pizzarelli (Guitar) Bob Haggart (Bass) Ed Metz Jr (Drums) #jazz #vocal #swing
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Wynton Marsalisのブルース講座(2020年6月)
Wynton Marsalisのブルース講座がyoutubeに1週間前にアップされていた。 コーヒー飲みながら何気なく見ていたら、わかりやすくて勉強になった。 心に残った部分をメモ書き程度に以下に。 最後のコールアンドレスポンスのトレーニング、面白そう! ****************************** ブルースという音楽には、実に多くのものが詰め込まれている。 シンプルであり、とても複雑だ。 シンプルさにフォーカスするのも、複雑に仕上げるのも、君次第だ。 リズムは最初から最後まで、規則正しいShuffleのリズム。 規則正しさというのは、動きを呼び、次の段階、また次の段階へと行きたくなる性質をもつ。 ブルースは全部で12小節。 大きく分けると最初の4小節、次の4小節、最後の4小節、の計3つの節からなるんだ。 ブルースを最もシンプルにすると、1節目は1つのコード( Ⅰ )しか出てこない。2節目には2つのコードが出てくる( Ⅰとⅳ)。3節目には3つのコード(ⅤとⅳとⅠ)が出てくるね。 唄(メロディー)をつけると、典型的には、まず1節目と2節目で誰かに伝えたいことを訴えるんだ。そこで起こっていた嫌なことが、3節目で解決する。 ・ウィントン・マリサリスの唄 1節目: I got a blues in the morning, I got a blues at night. (朝ブルースを歌って、夜もまたブルースを歌うわ。) 2節目: I got a blues in the morning, I got a blues at night. (朝ブルースを歌って、夜もまたブルースを歌うわ。) 3節目: I sing my blues all day, I know it's gonnna be right. (私は1日中ブルースを唄っているわ。でもおかげで調子が良いのよ。) ブルースというのはこの節の中に、コール&レスポンスをするスペースがあるのも特徴だね。 その感覚を養うには、まず自分で歌って録音したメロディーを流しながら、楽器で自分の歌に応える、というトレーニングが良いよ。 ******************************