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今日から毎日noteを更新しようと思います。

1発目何を書こうかと迷ったのですが私がデジタルで残しておきたい手紙があるので、そのことについて書いていきます。

残しておきたい手紙とは長女が2分の1成人式を迎えた時に、私に送ってくれた手紙です。2分の1成人式なので、10歳のときに書いてくれたもの。


ママへ

いつもありがとう。仕事をしながら家のこともやってくれてたすかってるよ。ママがオンラインで仕事があるときは、まりかと2人ですごしています。たまにしょっきをあらわずに水をつけたままねてごめんね。

2才になったときに「自分のことは自分でしましょう」と言われて、今でも言われています。小さいときからママがそう言ってくれたから、いまも自分のことは自分でできるようになり、まりかのめんどうだって見られるようになりました。

ママがそういうことを言ってなかったら、今はどうなっているかなあ「自分のことできてるかなあ」って不安になります。しょうらいをWebデザイナーかWebライターになりたいです。

ママといっしょに仕事をしたいと思っています。お金をかせいで、みんなでどっか行こうね。10年間、育ててくれてありがとう。


娘のそのままの気持ちを残したいので、誤字脱字もそのまま文字に起こしています。この手紙をもらってシンプルに泣きました。何回読んでも泣けます。

娘が生まれた時、私は20歳。自衛官でした。国防をしながら育児をして、さらに離婚問題で揉めに揉めさすがに体力も気力も限界で…。会社員になって、独立して。私の働き方の変化をいつも隣で見ていたのは彼女です。

「自分のことは自分でやって」と口酸っぱく言ってきたのは、彼女に自立を促すのではなく私が育児の手間を省くため。

「自分が楽をするためにはどうしたらいいのか」
「どうやったら仕事に時間をかけることができるのか」

そんなことばかり考えていました。(今でもそうですが…)正直子どもが欲しいと思ったことはありません。どちらかと言えば子どもは昔から苦手でした。

でも長女が生まれてからは、頑張る理由ができて「娘たちが食っていけないならさっさと諦めて会社員に戻ろう」と思って独立しました。現在独立して5年目ですが、もし娘がいなかったら、頑張れなくて1年たたずに会社員に戻っていたかもしれません。

長女からもらった手紙の中で1番嬉しかったのが、「ママといっしょに仕事をしたい」ということ。子は親の背中を見て育つといいますが、まじだなと思いましたね。(私が自衛官になった理由も父だったので…。)

小学生の文集で「将来の夢はお父さんみたいな海上自衛官になること」と書いた気がします…w

「おかねをかせいで、みんなでどっか行こうね」

この文章もとても好きです。やっぱりね、仕事は稼いでなんぼですから!稼ぐことは悪いことじゃないし、長女が「作文が書けない」と言ってきた時に構成を口頭で説明したことがありました。

「作文の書き方、教えてるけどママこれでお金もらってるからね?」と最後に言うと、「わかってるから〜」と一生懸命メモを取っていました。ライターという仕事を彼女がどれくらい理解しているのかは分かりませんが、文章で想いを伝える仕事をママはやっているのだと思ってくれたら満足です。

長女の夢を叶えるためにも、あと10年でiLETTER株式会社をもっと大きな会社にしなきゃいけないですね。

いつもママの隣にいてくれてありがとう。
ママはこれからもあなたのために頑張ります。

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梨木由美|海上自衛隊卒のWebライター
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