ビーツだっておいしい
わたしはビーツが苦手だ。
かわいい色味で惹きつけておいて、食べると土の味がする(ことが多い)。
栄養価がとても高いし、家で取り扱うと手が真っ赤になるのでなるべく外で食べたいのだけど、外で食べてもやっぱり土臭くていつも後悔する。
苦手でありながら永遠の憧れみたいな存在。
好きになりたいけど好きになれない存在。
そんな
ビーツ
が
おいしいお店を見つけたよ。
読谷村のPastaカフェ「のりーちぇ」
で、注文したビーツとゴルゴンゾーラのパスタ(正式名称は忘れた)。
かわいいよね。かわいいんです。
完全に見ために惹かれて注文したんだけど、
実は提供されるまでめっちゃ後悔してたんです。
あーまたやっちゃったなー。
またビーツに期待しちゃったな。
でもきっとおいしくないんだろうな。
って思ってたから、到着して
一口食べた瞬間
大袈裟じゃなくてちょっと泣くかと思った。
おいしくて。
あの、すみません。わたしビーツ克服しましたわ。
まずビーツの臭みがまったくない(ブルーチーズのおかげか?)。臭くないのに、こりぽりとした心地よい食感だけが残って「あれ?わたしビーツ好きだったかも?」という錯覚におちいる。ブルーチーズの香りと濃厚なクリームソースが口の中に充満して、見た目のかわいらしさとのギャップに思わずナチュラルハイになってしまう。
えー?!なんじゃこりゃーーおいしいーーよーー!という時間が一皿分ずっと続く感じ。
どういうわけか麺までも透き通るような美しいピンク色で、眼下に広がるオーシャンビューと交互に目までも癒してくれました。
あー愛しい時間だった。
素敵なお店でした。ほんとに。
実はこの日、朝から頭痛がひどい日だったのだけど、ちょっと頭痛がましになったし、痛いことに勝てる気もちを手に入れてうれしかった。
がんばりたいときは、丁寧な人の作ったものをお金払って食べるのがいちばんだ。
わたしはお金を払うことと残さず食べることしかできないくらい、毎日がんばっているのだから。と開き直ることができたくらい、今のわたしを包み込んでくれたランチタイムでした。
あー大好き!
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