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家庭で焼く本格サワードゥーブレッド

連日の猛暑。皆さまは どうお過ごしでしょうか。

私はというと、先日、もしかして軽い熱中症なのでは?と疑う日がありました。

圧倒的に暑く高湿度だった日。無事 1日の業務を終え、帰宅後に倦怠感で へたれ込んでしまうような感覚でした。しかし、家事がある身としては どんな不調であっても「自分が動かなければ誰がやるんだ」となってしまうんですよね😅

「体調が悪いので今日は出来ません。」

この一言、なかなか言えないですよね。そう感じるのは私だけではないのではないでしょうか。

体調の悪いときのいちばんの回復策は「睡眠」であると過去に強く感じたので とにかく早く就寝🛌
翌朝には回復。

「回復できる体調のありがたさ」を忘れずにいたいです。そして誰しもが病気・障害になる可能性があるということも。

さて本題です☺️

家庭でのサワー種・パン生地を育てる環境も、決してベストな環境ではなくなってきました。

育ったサワー種

暑くすぎる環境では酸味が強くなったり、発酵が早く進み過ぎたりします。

じっくり旨みを引き出すためには、やはりゆっくりした発酵が重要です。

ただ個人的な感覚では、寒すぎる環境よりは 暑い環境のほうがサワードゥーブレッドは作りやすいように感じます。

発酵器がある家庭は真冬でも問題なく温度管理ができますが、そうでない環境では やはり室温管理が多くなるのではないでしょうか。

酷暑の季節は室温が30℃を軽く超え、西陽の当たる部屋などは37℃を超えることもあります。

室温管理といっても さすがに そのような部屋に置くわけにはいきません。私の場合、家の中のなるべく涼しい場所(階段)を選んで置いておきます。

今回は そのように涼しい場所を選んだ室温管理で育てたサワードゥーブレッドです。

くるくる巻いた成形。
サワー種でも ふんわり食感を作ることが出来る。

配合はInstagram(@yumeneco_pan)をご覧になって下さいね。

今回は成形時にオリーブオイルを巻き込みました。綿棒で伸ばすときに薄くし過ぎないのがポイントです。

オリーブオイルを巻き込んだ部分が筋になる。
面白い内層になります。

サワー種のパンはイーストのパンと違って時間はかかりますが、逆に言えば時間がかかるぶん、その間 仕事にも行けます🥰

フルタイム勤務であっても その日の内に本格パンを焼くことができる喜びがあります。

イーストパンはフランスパンであれば可能ですが、やはり菓子パンや惣菜パンのようなイーストを使った生地は あっという間に出来るので 長時間の外出は難しいです。しかし、早く出来るのは最大の魅力です。

微量イーストを使ったフランスパン

サワー種のパンをふんわり焼こうとする場合、発酵の見極めが大切です。

大切と言っても難しいものではなく「たっぷり発酵をとる。」それに尽きます。

ゴマロール
最終発酵完了時。

このパンはInstagramにもありますが、ゴマを混ぜ込んだサワードゥーブレッドです。

一見、発酵オーバーではないか?と思うほど しっかりと最終発酵させたものを焼きます。

まあるく焼けました。
ゆったりと丸めるだけの成形。
霧吹きをしただけの焼き方。
中はふんわり。

サワー種で作るパンは ほのかな酸味があり、クセになるような味わいです。

ぜひサワー種を作り、継ぎ続けることのできるパン種を何度も使って 美味しいパンを焼いて下さいね🥰

【サワー種についての参考書の紹介】


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