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【読書記録】映像で観たくなる小説。『犯人に告ぐ 』雫井 脩介


『犯人に告ぐ 』雫井 脩介
双葉文庫

あらすじ

ノンキャリアながら警視として、神奈川県警本部管理官の地位にあった、主人公の巻島史彦は、とある誘拐事件の捜査ミスの責任を負わされて捜査会見を行うが、上層部の指示により過失を一切認めなかったため、マスコミの激しい攻撃に晒された事から逆捩じし、足柄署に左遷された。

6年後、「バッドマン」を名乗る犯人による連続幼児誘拐殺人事件の捜査が難航。警察や自分に批判的なマスコミ関係者を嘲弄するメッセージを送る犯人に対する世間の怒りは、警察に対する非難となって現れていた。この事態に危機感を持った県警上層部は、捜査責任者がマスコミを通じて目撃情報を求めると共に、犯人自身に呼びかける「劇場型捜査」とも言うべき起死回生の策を取ることとし、巻島がその責任者として呼び寄せられる。

Wikipediaより
シリーズ化されてるよ

感想

面白かったです!スラスラ読めました。
でも、正直、エンターテイメント感が強いなぁと思いました。そこが私的には物足りない。前回読んだ、雫井先生の『火の粉』が最高でしたので。あれが大好きです。
私はもう少しエンターテインメント感が少ないものが好きです。

映像で観たくなる作品です。
主人公・巻島のもじゃもじゃ頭って気になる。
ニュース番組に警察が出演し、犯人に直接語り掛けるなんて、
現実的にはありえない設定が面白い。
映画化され、豊川悦司が巻島役をしてるとか!ぴったりなのでは、と思いました。気になります。

お読みいただき、ありがとうございました(*^-^*)

作品紹介


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