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自己肯定感を上げるには、家族間の思い込みと向き合う。
「私なんて」と思ってしまう根っこにあるのは、家族の問題がからまっている。
自分には価値がない。
そう思ってしまうのは、誰かの言葉が関係している。
それは、社会に出てからの出来事が原因かも知れない。私も社会に出てから自信をなくしていった1人。
それでも誰か1人でも、
「あなたは大丈夫!」と信じてくれる家族がいたら、自分のことを信じられたかも知れない。
「両親は自分のことを愛してくれてた。」
「どんな時でも応援してくれてた。」
「私を信じてくれてた。」
そう思っている方は、
自己肯定感の土台の部分はしっかりしているように思う。
「自分には価値がない。」
「いてもいなくても変わらない。」
「私がいない方がいいんじゃないか。」
1度でもそう思った事がある方は、
その理由を考えたことはありますか?
私は両親に「愛されている」と思っていなかった。
就職してからも母がお弁当を作ってくれていたので、それを見て「愛されている」と会社の方に表現されても、心の中では反発したかった。
それももちろん愛で、
「愛されていた」んだと今ではわかる。
(「愛」だと受け取れていなかっただけ)
でも当時の私は、
両親の喧嘩を毎日のように聞いていたので、
大事にされているとは思えなかった。
子どもの為に喧嘩しているとも思えなかった。
寝れないので2階から内容を聞いていて、
解決に向かう喧嘩でないことを感じ、
この喧嘩の意味がわからなかった。
喧嘩で聞こえてきた内容が、
私の場合は「愛されていない」という思い込みに繋がっていた。
そして、
「父親を父親と思っていない」
という状態で何年も生きてきました。
そんな状態から昨年何が変わったのかと言うと、父が病院にいると聞き、1人で会いに行きました。
(母に会って何か話を聞くと、一方的な情報が入ってきてしまうので、母に言わずに行きました。)
その時に、
父は父で、私たち娘のことを考えてくれていたことを知ったのです。
「愛されていたんだ、、。」と初めて思った出来事でした。
私も大人になり、個人事業主や経営者の視点を持てたことも大きいし、
セラピストの仕事を通してお母様方の話を聞くことも多く、
父の気持ちも母の気持ちも考えられるようになっていたから、理解できた部分もあります。
多くの家庭に言えると思うのですが、
親も一人の人間です。
完璧な親なんていません。
親として見るのではなく、
同じ一人の大人として見ると、
ちょっと理解できるかも知れません。
親も自信がないんだな。
余裕がないんだな。
不安なんだな。
愛が欲しいんだな。
心配だから支配欲が強くなるんだな。
とか。
分析してみてください。
そして、
「自分も愛を感じたかったんだな。」
「あの時悲しかったんだな。」
「怖かったんだな。」
「自分を信じてよ。」「応援してよ。」
「本当は一番認めてもらいたかったんだな。」
こんな気持ちに気づいて解放すると、
楽になります。
過去の自分を癒してあげる作業です。
「小さな自分」「もう一人の自分」
というのが今までわかりませんでしたが、
「我慢してきた自分」「傷ついていた自分」「頑張っていた自分」
こんな感じかなと思います。
今回は私の体験を主に書きましたが、
自分を癒す方法、
『自分との対話』『自分への質問』
をまたお届けしますね。