自然災害で大事な対応(ゲリラ豪雨で「自車全損」にて再認識)
世界や日本で自然災害が発生していますが、
そのうち我が身にも起こるのではないかと内心では思っていたものの、「自分は大丈夫」などという、根拠のない自信みたいなものもありました。
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異常気象による被災は、思わぬ形、想定外の状況で起こりました。
去年の、8月12日のことでした。朝のテレビの天気予報では、「午前中は真夏日が続く。午後からは、雨模様になるのでご注意ください」とのこと。普段は気にしていない天気予報ですが、何故か昼頃思い出して、そのころから小雨が降りだしたので、「ああ、天気予報は良く当たるな」と思いました。
ところが、「雨模様」どころか、雨足は段々激しくなり、雷も鳴り出したのです。午後1時ころ、窓から外を見ると、道路に少し水があふれていました。自宅は、住宅地の中にありますが、そのくらいのことは従来からありましたので、別に気に留めることもありませんでした。
そのうち、雨はますます激しくなり、1時半ごろに再び道路を見ると、道路が川になった如く水があふれており、「今までと違う」と思いました。超強めの「ゲリラ豪雨」に遭遇したのでした。後で、水の跡の上限をメジャーで計ってみたら、水位は60cmにもなっていました。
雨が上がった後、キーをかけたところ、電気が通じずエンジンもかかりません。
ーーー> 「晴天の霹靂」とは、正にこのことです。
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長くなるので、その後の経過をはしょって書きます。
対応は、なるたけ心を落ち着けて、「平常心」でいることを最優先させました。
(自車全損への対応)
・自動車保険に入っていたので、保険会社に連絡し、レッカー車で移動してもらうことにしました。
・車を買った販売店は、「悪いときには悪いことが重なる」のたとえ通り、お盆休みで、1週間は対応不可、とのこと。整備工場も、軒並み、お盆休みです。
・あちこち電話して、車を置かせてもらえる整備工場を見つける(自宅近くだった)
・レーカー車で、上記整備会社に車を駐車させてもらい、1週間後に、またレッカー車で、車を買った販売店(整備部門)へ搬入してもらった。
・車を置かせてもらった整備工場の営業主に、駐車料金を請求されたので、保険で支払うことにしました。
・販売店(整備部門)で、車を見てもらったが、「全損故障」とのことで、もし直すと新車価格より高くなるとのこと。やはり、ゲリラ豪雨で損傷した車が多数搬入していて、かなり忙しそうではあった。
・結局、自動車保険にて、年式の同じ中古車を買いました。自分で、インターネットにて中古車を調べて、ベストに近いものが選べました。すぐに、他県にある中古車販売店に出向いて契約して来ました。
・車が変わったので、自動車保険を更新し、また、家の火災保険も、水災などの自然災害も追加し更新しました。(自宅は、道路から1mくらい高いのですが、念のため考えられる災害すべてに保険を付けた)
・結局、新しい車が届いたのは、ゲリラ豪雨時から、3週間も経ってからでしたが、コロナ禍のおり部品入手も難しいという中で、最短時間に近かったようです。
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(冠水の原因と対応)
道路の冠水により、水位が60cmにもなった原因は、以下の通りです。
a. 下水管の口径が1時間当たりの降水量が、50mmまでしか想定しておらず、今回のゲリラ豪雨では、90mm以上/時間、も降ったので、完全にスペックオーバーしてしまった。
b. 近くの用水路にあふれた水を流し込む設計であるが、大本の一級河川そのものが今回の降水量に対応できておらず、水が逆流してきた。
c. 空き地だったところに住宅が建ってきたため、水が地面にしみ込まず、排水管への水量が増してきている。
a. b. について、近所の人たちと、市や県に対応を依頼し、前向きに検討しているとの返事を頂いています。その後近くの下水菅、一級河川の堆積物の清掃が行われました。本格的な対策内容については、まだ説明がありません。
市や県の本格的な対応が待たれるところです。しかし、ゲリラ豪雨や自然災害が収まって行くという保証もなく、むしろ悪くなる可能性があります。
自分の地域的な事という小さなことではなく、
さらに、国や世界レベルで「自然破壊などの対策」を進めて行かなければ、地球とか人類とかは、さらに被害を受けることになると思われます。
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(今回感じたこと)
(1)自然災害で、もっと深刻な被害に会われた方にとっては、お笑い種のような内容かもしれません。でも、私にとっては、「自車の全損故障」など、生まれて初めてのことであり、精神的ショックと同時に、「普通の前の暮らし」に戻すには、かなりの時間、労力、精神力を使いました。
(2)私のような一般的な住宅街で、一般的な暮らしをしているものにも、というか、被災地とか被災者と言われる前は、どこも誰も、日本の一般的な土地、人だったわけですから、誰もが条件は同じと、痛感しました。
(3)市や県に要望して行くと同時に、個人の生活レベルでは、備えに怠らないようにした上で、また「杞憂」とか「過剰に心配することなく」、日々を暮らす、ということが大切と思います。
(4) やるべき事をやったら、後は「人事を尽くして天命を待つ」のような心持でいることです。
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(まとめ)
ゲリラ豪雨による「自車全損」までは、なかなか予想がつきませんでしたが、一連の対応をする中で、自然災害に対する「4つの大切なこと」を再認識しました。
1. まず、「備え」を十分にしておくことです。
a. 自動車なら「自動車保険」、家なら「火災保険」「地震保険」「家財保険」などの保険をかけておくことです。
今回の冠水被害のみならず、地震なども想定すると、以下も必要です。
b, 保険がきかない部分については、ある程度の「お金」を持っている必要がある。
c. 食料や水の備蓄、懐中電灯、電池、ラジオ、簡易トイレなどを準備しておく。
2. 災害に会ったら、「落ち着いて」、「対応にはベストをつくす」ことが必須です。
そのためには常日頃から、「平常心」を身に着けることを含め、「心身の健康」を維持する努力を怠らないことです。(「基礎体力」や「精神的スタミナ」をつけておく)
3. 自分の身の回りの環境の改善に努める
ここでは、市や県なりに、冠水や洪水対策を要望し、環境上の問題を解決することです。あなた任せにしていると、誰も何もやってくれない、ということにもなりかねません。
4. 「自然破壊」の撲滅、「生態系」の維持などに、自分のできる範囲で参画する
日常生活で出来ることをやる。また、そのようなキャンペーンに参加したり、自分でもできる範囲内で発信する。
ーーー> 蛇足ながら、災害が起こらない活動ということで、賛否はあると思いますが、2012年7月16日の「原発反対の集会」に参加したこともありました。それ以降は、このような運動には参加はしていませんが・・・。
空が青く広がっていたのが印象に残っています。
代々木公園で脱原発デモ 坂本龍一さんら参加
東京電力福島第1原発事故を受け、脱原発、原発の再稼働反対を訴える「さようなら原発10万人集会」が16日、東京都渋谷区の代々
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学生時代は、いわゆるノンポリ学生で、政治活動には全く興味がありませんでしたが、2011年3月11日の「東日本大震災」、およびその後の「フクイチの原発事故」で、この世の終わりのような恐怖感を覚えました(関東在住です)。 これが、「原発反対集会」に参加した理由です。
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以上で、今回は終了します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。