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いひがしの本棚

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2018年7月の記事一覧

コミュニティを学ぶための本

#コルクラボ では、毎月課題本がある。課題本を通して、コミュニティの理解を深めている。コミュニティの共通言語をつくっていく。
このnoteでは、2017年に読んできた #コルクラボの課題本 を紹介したい。

コミュニティを学ぶとは、自分のことを理解することだ。思考、感情、行動をより細かく、深く理解する。コミュニティを学ぶことは、人と人との関係を理解することだ。わたしとあなた、わたしとチームの関係性

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それでもと立ち上がるための物語と音

それでもと立ち上がるための物語と音

この前の飲み会で、「アジカンのどこが好きなの?」と聞かれた。そういえば、なんで好きなんだろう。好きになったんだろう。

ぼくが彼らを好きなのは、彼らの音楽が、抗う音楽だからだ。いまここから、前に進もうとする力を感じるからだ。

うまくいかない現状に、世間の空気に、社会からの圧力に、そして自分のなかに宿る無力感と虚しさに抗うような音楽に強く惹かれる。

彼らの音楽は、ぼくをつき放すわけでもなく、応援

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きみが「わからない」のは「わかる」を理解していないからだ。

きみが「わからない」のは「わかる」を理解していないからだ。

「わかる」とは、どういう感覚なのだろう。
ぼくたちは、説明を聞いて「わかった!」と言い、話をしていく中で「腑に落ちた」こともある。
会議の議論を聞きながら、何を話しているのか「わからない」と言い、彼や彼女に、「なにもわかっていないくせに!」と言うこともある。
ワールドカップについて詳しく話す人に、サッカーのことが「わかる」人だと思う。いい絵だ、いい壺だとわかる人もいれば、わからなくて騙される人もい

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